ようやく旅3日の更新までたどり着きました(*^▽^*)
九州での3日は福岡県のお隣にある佐賀県を初めて訪れました。
まずは唐津城を目指して西へ向かいました。
福岡市と唐津市の距離は県を越えますが、数十キロしかなく
高速を使わず一般道で行くことにしました。
暫くすると海が見えてきます。
海沿いを走りながら風光明媚な景色を楽しみました。
唐津城に近づくにつれて、右も左も松林が。
かなりすごいです。延々と続くかに見えた松林は
幅が1キロ、長さ5キロにもわたるもの。
唐津城の初代藩主、寺沢志摩守広高が、防風・防潮林として植林したのが始まりだとか。
植えられている松の本数、100万本。
三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつです。

この松原をもっと上のほうから見るとこんな感じ。
写真はネットからお借りしましたが、見事なものですね!
有名な唐津バーガーはこの道の途中で売られていました。
普段なら飛びつきそうなものの、車から降りるのが面倒くさくて
スルーしてしまいました ( ̄▽ ̄)

まもなく唐津城に到着。お城のすぐ下に駐車場があります。
松林を植林した初代藩主が7年の歳月をあけて築城したというお城です。

あれ、このお城、どこか変・・?
石垣部分が無くなっています。
案内いただいた方によると、
現在こちらのお城では石垣の修復作業が進められているとのことでした。

バラバラにされた石垣はひとつひとつ番号を付けて識別されており、
修復後はしっかり元の場所に戻す予定だそうです。
お城の展望台から下を眺めたら、その石垣が並べられていました。

こちらのお城は内部が資料館になっていて
武具や古唐津の焼き物などが展示されていました。
同じ佐賀県にある伊万里焼き、有田焼とは異なり、
唐津焼は質朴でわびさびを感じる風合いです。
美しい海の風景が目の前に広がっています。
唐津は本土で最も朝鮮半島に近い都市。
唐津の「唐」は後に「中国」を意味するようになりましたが
もともとは「朝鮮」のことを意味していた・・ということを
暫く前に司馬さんのエッセイで読みました。
朝鮮半島の影響を受けた焼き物が発達したのには
こうした地理的な条件によるところも大いにあったのでしょうね。

そうそう、面白いネタを見つけました。
このお椀をひっくり返したようなきれいな形状をした島は高島といいます。
唐津の港からすぐの距離です。
この島にある神社の名前が「宝当神社」といって
お参りした人の中からは宝くじの高額当選者が続出してるそうです。
宝くじだけでなく、ナンバーズ、ロト6にもご利益あるそうな。
だからサマージャンボの発売前は参拝の人の数が凄いらしいです(笑)
もうすぐオータムジャンボが発売されるからまたまた神社には
たくさんの人が訪れるのでしょうね~
せっかくだったので行っておいても良かったのですが、
やっぱりこれも暑くてやめました。
こんなふうに簡単に諦めちゃうから私は金運がないのね( ̄▽ ̄)。
まあ、参拝する人が増えれば母数も増えるし、当たる人も増えるのじゃないかと思います。

ところでお城を出ようとするときにたまたま気づいたのですが・・

(あれ? チミはひこにゃんではないか?)
と、思ったら違うんです。
唐津のゆるキャラ「唐ワンくん」でした。
ひこにゃんとは生き別れの兄弟のように似てますね(*^▽^*)
お城を後にして、次は近くにある元炭鉱主であった
高取伊好(これよし)の邸宅を見学にいきました。


内部は写真撮影NGで写真は一枚もありませんが
スタッフの方が隅々まで丁寧に案内してくださいました。
和洋折衷でセンスの良いインテリア、造りなどどれも凝ったものでした。
伊好さんはお能が好きだったそうで、この家の中には能舞台もあります。
ちゃんと床の下に甕をおいて音響効果も備えたもので
見事な老松が描かれていました。
さて、この日はもう戻ることに。
虹の松原のほうへ戻りました。
海沿いにある唐津シーサイドホテル内にあるラウンジで
遅い目の昼食をとりました。