
広島の旅、宮島観光の続きです。
弥山を降りて、次に向かったのが厳島神社。
朱色の五重塔が遠くから目に入ります。
お天気は良いし、4連休の初日・・ということもあって
こちらも大変な人混みでした。

厳島神社は平清盛が日宋貿易を繁栄させるため氏神として造営しました。
(創建は6世紀頃)
平安時代の寝殿造りで17棟の社殿が275mの回廊でつながれています。海上に建てられているのは宮島全体が「神が宿る島」と伝えられていたため
神聖な場所に建物や家を建てるのは恐れ多いと、
清盛は陸地を避けた州浜に社殿を建立したのです。
壁のない社殿の下まで海水が入り込み、
往時は御簾をあげれば宋船が行き交う
海が見渡せたそうです。

満潮時に社殿が海に浮かんでみえるように造営されているそうです。
また干潮時の美しさもちゃんと考えられて設計されているとか。
海上御殿を後にしてその周辺を散策してみました。
歩いていたら目の前にお饅頭屋さんが。
できたてのもみじ饅頭を販売されていました。
粒あんと漉しあんを一個づつ注文してお茶と一緒にいただきました。
できたてはほんわりと温かくて美味しい♪

その次に向かったのが豊国神社(千畳閣)。
秀吉が戦没者供養のために建立を命じた木造大経堂です。
宮島はのちの時代になっても足利将軍や毛利元就、
豊臣秀吉など多くの武将らからも信仰されていたんですね。

時間ぎりぎりでしたが入れてもらいました。
板壁がないのは未完成状態だからだそう。
今の季節は風遠し良くて気持ちよかったですが (/・ω・)/

掲げられた額縁、絵馬の大きいこと。
年月を経た柱や梁に歴史を感じます。

外の新緑も眩しかったです。

一巡して時計をみたらまだ明るいけれど、
そろそろ帰らないといけない時刻。
なかなかゆっくりできません。
この後フェリーに乗って、その後は電車に乗り換えて
車をおいてあるリーガロイヤルホテルまで戻りました。
ホテル内でビーフピラフを夕食にいただいて、
この後はようやく帰途につきました。