
明礬温泉でマッサージをしてもらった方から、食事するならお薦めですよ、と教えてもらい、ここで2日目の夕食をいただきました。
上人ケ浜温泉の海に面した大きな旅館の中にあるお店でした。
こちらの旅館 「潮騒の宿 晴海」は全室海側、各部屋に露天風呂がついているお宿。
部屋も和室ばかりではなくホテルのような洋室や、
リビングルームのあるゴージャスなお部屋もあるみたいです。

あいにく曇り空の外ではありましたがオーシャンビューの素敵なレストランです。店内も新しくて清潔な感じでした。
来てはみたものの、もしかして結構なお値段するのではないかとちょっとドキドキ。( ;∀;)
・・が、良心的な価格設定でした。お願いしたのは桜会席2940円。
先付は筍豆乳ムース豆腐。
ほろほろとした食感、コクもあり美味しかったです。

お造りは2種。白x黒のプレートで。

焼き物は新馬鈴薯とカマスの鳴門巻き。
馬鈴薯がとてもクリーミーで、カマスはふんわりとした食感。
和食というよりもフランス料理を食べているかのよう。

煮物は鯵といとより鯛のつみれ汁。
ふき、筍、絹さや、木の芽など季節を感じる食材が。

台物は海鮮小鍋玉寄せ。
茶碗蒸しみたいなのです。
アツアツ、ふわふわ、これもいうことありません。

揚げ物はイサキとアスパラの天麩羅です。
タラの芽も。塩をつけていただきました。

酢物は酒蒸し鰹の黄味酢掛け。
ソラマメ、胡瓜、とびこが添えられています。
黄味酢の酸味が程よく、さっぱりといただきました。

これに白ご飯、味噌汁、香の物が付き、
最後にデザートのチョコレートケーキ。
若干、ぱさぱさ感が気になりましたが・・。

以上、とても美味しくて充実した内容のコースで
お値段以上の価値があると思いました。
そういえば大分といえば
関サバ、関アジ。
上記のコースとは別に関アジの活造りをお願いしました。
小さいほうの小アジで1500円。

実は私は活造りを食べたのは今回が初めて。
何をいまさらと言われそうですが、尻尾がぴくぴく動いていて
なんだかかわいそう。
これを注文してしまった自分が残酷に思えてしまいました。(;O;)

あっ、目が合った・・ような気がした。@@;
ああ、小アジさん、ごめんなさい。
料理のおいしさへの満足感と
小アジさんへの罪悪感が交錯したこの日の夕食でした。
海鮮料理えいたろう
潮騒の宿 晴海
大分県別府市上人ケ浜町6-24