旅に出たらできるだけその土地の料理を楽しみたいものです。
地獄巡りの後は大分の郷土料理、「だんご汁」を食べてみることにしました。

これが出てきた時、
「あれ、団子はどこ?」って探してしまいました。(*´ω`)
団子は入ってないのです。
きしめんよりもう少し幅広な平麺が入っています。
小麦粉を練って丸めた団子を薄く延ばしたものだとか。
これに野菜がたっぷり。
イリコ出汁、味噌仕立てでお雑煮みたいな感じでしょうか。
優しい味で身体にも良さそうでした。
それからこれも注文してみました。
この平麺にきな粉砂糖をまぶした「やせうま」。

なぜに「やせうま」?と思って調べてみたら
京都の八瀬と「まんま」に由来しているそうです。
「痩せ馬」かと思ってしまいましたが・・(~_~;)
平たいお団子をいただいているようでした。
両方とても美味しかったです。
そして食事の後は温泉に行きました。
今回の旅で初めて知ったのですが別府は柴石温泉、鉄輪温泉、
別府温泉、観海寺温泉、浜脇温泉、堀田温泉、明礬温泉、亀川温泉という
8つの温泉地の集合体だということ。
先の記事で紹介した地獄巡りは鉄輪温泉にあります。
泉質、風情もそれぞれなんだそうです。
源泉数では世界一、温泉湧出量もだんとつで日本一の別府は
街中のいろんなところから湯けむりがもくもくと湧き出ています。

これだけ温泉があるとどこへ行こうか本当に迷います。
ガイドブックのページを繰って繰って・・
なんだかここが良いかも・・と、
八湯のひとつ、明礬温泉に行くことにしました。
白濁の硫黄泉がわく明礬温泉。
しかし、明礬温泉エリア内だけでもたくさんのお風呂屋さんがあって
お湯の看板が次から次へと現れます。
本当にすごい~。
最終的に選んだのが「湯屋えびす」という温泉施設。
入浴料は1000円と若干お高めでしたが
ここにして良かったです (#^^#)
女性用のお風呂だけでも数種類のお風呂があり、
お湯はややぬるい目だったので、
ずっと入っていたいくらいのんびりと浸かっていられました。
10㎝下も見えないくらい白濁したお湯と強い硫黄の匂い。
さっぱりとした単純泉もあります。
緑がいっぱいの外の景色ももちろん楽しめました。
ゴールデンウイークとはいえ、合間の平日にいったせいか、
お客さんは3-4人しかいなくて
かなりゆっくりと入ることができました(#^^#)
ああ日本人で良かった、と心から思った時間でした。
お風呂から上がった後はせっかくだったので
マッサージjもしてもらいました。
こちらもとろんとなるような気持ちの良さでした。
施設内にはカフェや、雑誌や本を読みながら
ゆったりできる休憩室もあってとても寛げました。
こんなヒーリングスペースもあり・・。

なんだかんだで、ここに3時間以上も長居してしまいました。
とても癒され、疲れも飛んでいったかのよう。
別府はぜひまた近いうちに訪れてみたいです。