
別府の地獄めぐり、後半です。

ニュージーランドの北島にロトルアという街があり、
そこも地熱活動による多くの間欠泉があります。
別府市とは姉妹都市であり、市内各所の
熱い泥池が観光名所になっていて似た
風景が楽しめます。
大学生の頃、夏休みを利用してニュージーランドを一人旅し、ロトルアにも数日滞在したことがありました。
(写真はネットからお借りしました)
当時の記憶と比較すると別府はこれを「地獄めぐり」というテーマで
観光地としてうまく演出しているなあと思いました。
ロトルアのほうはどちらかというと
自然そのままに近いかたちで観光できる感じです。
「かまど地獄」には地獄1丁目から6丁目までいろんな地獄を見れます。


これは3丁目だったか。
きれいな緑色をしていました。

5丁目。この池のお湯は気温と天気によって
緑や青に色が変化するそうです。
この日は白っぽいブルーでした。

6丁目。水分の少ない赤い熱泥地獄です~
どこも温度は100度近くだそうです。

かまど地獄は地獄と一緒に「極楽」も散在しています。(#^^#)


足の岩盤浴は床がホカホカして気持ちいいです。
飲む温泉ではひとくち飲んでみましたが、
美味しいのかまずいのかよくわからない味でした。



箱の中はミスとサウナみたいになっていました。ここへ両手を入れてみました。強い湯気がもわもわ・・と。
肌寒い日だったのでやっぱり
手だけでも気持ち良かったです。
心なしか手もつるつるすべすべになったような気が。
(#^^#)

極楽3丁目はインフルエンザ予防にも使えるそうです。
喉が弱いのでしばらくこの前で口を開いて蒸気を吸い込んでみました。
せき込むほど強い湯気が・・・
病院の耳鼻科を思い出しました。
エステのミストもこんな感じですね。

敷地の隅には花壇があり、「鬼の家」がここに。
ちょっと心がなごみます。

その次に向かったのが鬼山地獄。
豊後国誌にも書かれているらしく。


ワニがいました。
温泉熱を利用したワニ飼育をしているそうです。
現在約80頭もいるとか。
ワニは普段は動かないから余計に怖いーー。
怖いので次。

新緑を背景に真っ白な池。温度と圧力の変化で青白く変色するのだそうです。
ここの敷地内にはもっと恐ろしいものがいました。
ピラニアが飼育されてました。
水槽の中で悠々と泳いでいましたが
かわいい顔をして人間なら5分で死なせてしまうくらいの凶暴さ。
怖くてこちらは写真を撮る気にもなれず。(*´ω`)
この日はスタンプラリーを頑張ってみました。
白池地獄で無事コンプリートです!

8か所すべてを巡る所要時間については2時間程度といわれましたが、
ゆっくり回りすぎたのか3時間以上かかってしまいました。

殆どの場所がスタート地点から徒歩圏内にあるので
割と効率よくみて回れました。
それぞれの地獄は個性的で最後まで楽しめたと思います。
この後は少し遅い目のおひるごはんを食べて、日帰り温泉に行きました。
2日目の旅はまだ続きます (*´▽`*)