
日曜日は奈良県宇陀市の又兵衛桜を観に行ってきました。
この辺りは気温が低く、例年なら4月の半ばから満開になり見頃を迎えます。
今年は開花が早く、先週木曜日頃には満開になっていた様子。
週末はここへ行こうと楽しみにしていたのですが・・・
タイミング悪くやってきた春の嵐で、殆どの花が散ってしまってました。

樹齢300年のしだれ桜は、大坂夏の陣で活躍した後藤又兵衛にちなみ
又兵衛桜と呼ばれています。又兵衛は夏の陣で豊臣方に加わって戦死しましたが
実はこの地へ落ちのびてきた・・という伝説が残っているそうです。
花は殆ど散っていましたが、見事な枝ぶりには
豪傑の典型のような人だった又兵衛のイメージが重なるようです。
又兵衛桜の周囲はモモの花。
近くにいらした方が「これぞ桃源郷やねー」と。(*^_^*)

普段は静かな山里ですが桜の季節には7万人もの花見客が訪れるとか。
来年は晴天満開の日を逃さないよう、
休みをとってでも観にいきたいと思ってしまいました(^_^;)

お餅や地元の野菜などを売るお店もいくつか出ていたので
草餅と又兵衛餅を買いました。


次は又兵衛桜から車で15分ほどのところにある
佛隆寺の千年桜を観に行きました。
こちらの桜は根の周囲が7.7メートル、樹高16m、
樹齢900年を超えるというもので県下最大&最古の桜とのこと。

駐車場には車が10台程度停まっているのみでした。
桜の脇を苔むした石の階段が続き、静かな山寺という雰囲気です。
目の前に咲いている白い花は山梨。
樹齢450年、長十郎梨の原木との説明書きがありました。

1000年近くも生きてきた樹からは
なんだかすごい気迫みたいなものさえ感じます。

上から見下ろしてみると・・。