
翌日曜日は大阪府で唯一の村、千早赤阪村に行ってきました。
太平記の楠木正成ゆかりの地です。
「一冊の絵本のような村」といわれるこの村は
日本の棚田百選にも選ばれている棚田が広がり、
豊かな自然を感じられる素敵なところでした。
まずはこの土地についてお勉強を・・ということで、
楠木正成の生誕地との伝承が残る場所、その横にある郷土資料館へ。
忠義の智将、楠木正成に関連する資料が展示されていました。
楠公は戦前は尋常小学校の教科書にも取り上げられていて
当時の教科書が何冊かありました。

南北朝時代のような裏切りが当たり前だった節操のない時代に
どうして彼のような忠誠心の厚い人が登場したのか不思議に思います。
この時代については中途半端な知識しかないのですが
この人の高い志や生き方に大変共感を覚えます。
千早赤阪村でも桜は満開。のんびりとした田舎道を車で走っていると
段々畑と背景の山の中に薄いピンクに染まった木が点在しています。
桜の名所のように豪華な桜も良いですが、
日本らしい風景の中に咲く桜の花を眺めるのも大好きです。

奉建塔のある場所へいきました。

「非理法権天」という文字が刻まれています。
「非は道理に勝たず、道理があっても法則には勝てない。
法がきめられていても権力には勝てない。
その権力も天命には勝てない」という意味だそうです。
ここはちょっと高台になっていて、桜の木に囲まれていました。

ここからの眺めも絵のようです。

菜の花もまだたくさん咲いていて、
鮮やかな黄色との組み合わせがとてもきれいでした。


スイセンも数は少ないけどまだ咲いていました。



今年はあともう一回くらい遅咲きの桜を観に行けるかな、
いけるといいな~♡と思っています。(#^.^#)