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源平の古戦場として有名な屋島は高松市の中心から車で30分くらいのところにあります。
到着してチェックインしたホテルの窓から台形状の山が見えました。
その山は頂上部が平たんになっており、
形状が屋根に似ていることから「屋島」と名付けられたそうです。
三角形の山々を見慣れているせいか、
台形状の山は最初のうちは少し奇妙な感じがしました。
 
名前からして「島」なのかなと思っていましたが、実際は地続きです。
昔は下の絵のように本当に島だったそうですが、江戸時代に埋め立てられ、
現在はこの周辺は普通の住宅街になっていました。
 
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平家物語で有名な「那須与一の扇の的」、「義経の弓流し」もここが舞台です。
山頂に至るドライブウエイ近くで、弓流しのあった場所を通りかかりましたが
そこも特に名残を感じさせるものはありませんでした。(^_^;)
 
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屋島の戦いはここから見える小さな入り江で行われたらしいです。
 
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ドライブウエイを通って山頂へ登りました。
山頂には四国八十八か所霊場の第八十四番所である屋島寺があります。
立派なお寺でした。
 
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中でも境内にある宝物館には屋島寺に伝わる
数多くの寺宝の他、源平合戦に関する宝物が展示されていました。
那須与一の子孫が寄贈したという「源氏の白旗」(もうだいぶ変色していましたが)、
弁慶が戦勝祝いの餅をついたという勝臼(こちらもぼろぼろ!)、
合戦屏風など大変興味深いものが多く展示されていました。
源氏の白旗や臼などもこれが当時のものがそのまま残っているのかと
思うと大変感慨深いです。
 
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お寺を通り越えて今度は展望台に向かいました。
青い海が見渡せ、とてもきれい。
瀬戸大橋も見えるほど空気が澄んでいました。
 
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あまり上手に写真を撮れなかったのですが、
実際の景色はまさに絶景 ヽ(^o^)丿
ただ、寒波のお正月、それも山の頂上、
気温は多分0度かそれ以下だったと思います。
もう、顔が痛いし、耳がちぎれそう・・。((+_+))
こんな日に限って、ダウンコートはフードのないものを着ていたので
冷気で頭痛がするほどでした。
真夏の観光も大変ですが、真冬の旅行も同じくですね。
存分に瀬戸内海の風景を楽しんだ後、次は栗林公園に向かいました。(続きます)^^
 
 
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