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今回初めて歩いてみたらならまち。格子のある古い建物が多く立ち並んでいます。
 
重厚な看板を掲げたいかにも老舗、という風格を感じるお店がありました。ショーケースには水飴が。おいしそう・・ちょっと覗いてみることにしました。^^
 
安政元年(1854年)創業の砂糖専門店だそうです。
 
 
 
 
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お店の方が、試食もどうぞ、と、壺の中の水飴を割り箸でくるくるくる・・と巻いて渡してくださいました。若干硬い目の歯ごたえ、コクがあって、なんだかとても優しい味の甘さです。
 
お店の方によると、この飴は米を麦芽で糖化して作ったもので、砂糖や人口甘味料、防腐剤、漂白剤なども一切使っていないとのこと。 お土産に買おうかと思ったのですが、まだまだこれから歩かなければいけなかったので、重いかな・・?と思って諦めました。
 
 
イメージ 3その代わりに買ったのがこちら。
和三盆を使った混ぜ物一切なしのお干菓子です。徳島産の和三盆を使っているとのことですが、右下のぐるぐるは鳴門の渦を模したものでしょうか・・。
 
淡い上品な甘さは後味がよくて、ついつい、もうひとつ・・とつまんでしまい、あっという間になくなってしまいました^^;
 
商品の中にはパウダー状のものもあり、トーストなどにかけて食べると美味しいそうです。
 
 
 
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そして、もう1個、こちらも・・・(^_^;)
金平糖です。お店のホームページによると
正しくは「奈良こんふぇいと」という商品名。
 
そうそう、金平糖はポルトガルから伝えられたお菓子でした(宣教師ルイス・フロイスが織田信長に献上しました)。 
英語でも砂糖菓子のことをconfectionといいますから、語源は同じなのでしょうね。
 
こちらの「こんふぇいと」、いろいろな種類があり、
試食もさせてもらいました。
 
一番人気は水飴と同じ原料で作る御門米飴味だそうです。
黒糖味もあってちょっと大粒で美味しいです。
 
買ってみたのは塩味。
なかなか他では味わったことのないものでした。
ほんのりとした塩味が混じった不思議な甘さです。
そして癖になる・・(^_^;)
 
どの商品も良質の素材を使って丁寧に作られているように感じました。
今度奈良に行ったらまた買ってきたいお菓子です。
 
砂糖傳増尾商店
奈良県奈良市元興寺10
お店のホームページ
 
 
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