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和歌山ラーメンを食べた後、お城を観に行きました。
和歌山城は徳川御三家のひとつ、紀州徳川家のお城です。
維新後も取り壊されることなく、国宝指定されていたのですが
昭和20年に戦災で大部分が焼失してしまい、
現在のお城は昭和33年の再建です。
 
築城は秀吉の弟、豊臣秀長によるもので、築城を担当したのが
城造りの名人、藤堂高虎でした。
内堀や城郭を巡らす石垣は当時のものが残っており、
なかなか規模が大きくて見応えがありました。
 
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石垣は青緑色で石目が通り、角張った形をしている特徴的なものでした。
これは青石(緑泥片岩)という紀州特産のものだそうです。
 
立派なお庭もあります。
これは紅葉の頃、素晴らしい眺めのお庭になりそうですね。
 
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これは御橋廊下といわれる庭園から二の丸跡に架けられている橋。
藩主とお付きのものだけが行き来することができた橋です。
11度の角度で斜めになっています。
 
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廊下の内側。11度も傾くとかなり傾斜があるのを感じます。
滑らないように僅かづつ段差が付いていました。
この向こうの二の丸には正室や側室が居住する大奥があったそうです。
大奥があったのは和歌山城、江戸城、名古屋城のみだったとか。
 
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庭園の横にはお茶室もありました。
松下電器産業 (パナソニック)創業者である
松下幸之助さんが寄贈されたものだそうです。
そういえば松下幸之助さんは和歌山のご出身でした。
 
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抹茶と和菓子をいただいてちょっと休憩。(#^.^#)
主菓子には稲穂の模様がありました。
この日はまだ暑かったですけれど、
稲刈りも終わり、そろそろ初秋を感じる時期ですね。
 
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天守閣の内部は他の多くのお城同様、鎧や刀などが展示されていました。
夏場はこういうところは蒸し暑くて大変なのですが
和歌山城は海が近いせいか、気持ちのいい風が外から吹いてきます。
 
下の写真は天守閣最上階からの眺め。
幅の広い紀ノ川がゆったりと流れているのが見えました。
 
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暫くの間、海からの風に吹かれて、お姫様気分を楽しみ・・・。
その後、お城の近くにあるカフェにてまた休憩。(^_^;)
 
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次回、行く機会があるなら桜か紅葉の時期に訪れてみたいです。
でもそんな時期は人でいっぱいかもしれませんね。
 
 
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