著者はCanCan、VERYなどファッション誌で活躍してきたスタイリスト。
センス良く、実用的な洋服の揃え方やコーディネートの方法が紹介されています。
雑誌で紹介されている洋服やそのコーディネートはとても素敵ですが、
その通りに上から下まで揃えるなんて一般人の財布事情ではとても無理です。
でも、この本の内容なら無理なく自分の洋服選びに応用できそうな感じでした。
なるほど、と思った項目をいくつかメモ代わりに。
定番カラーの鉄則として明るめの色は選ばないこと。
締まりがなくなり、野暮ったい印象になる。
定番としては黒、紺、ブラウンの3色。色味が深いほど女性を美しく見せる。
(あせた黒色は生活感が出て貧相に見せるからNG)
35歳を過ぎたらピンクが含まれた肌映りがいいピンクベージュ。
顔色だけでなく表情も柔らかく見せるため若々しい印象になる。
黒x赤、黒x緑など黒をベースにした濃い色同士はNG。
5歳老けて見せる組み合わせだそうです。
またコントラストの激しいコーディネートはバブル時代のコーディネート(笑)
いまのスタイリングはトップスとボトムスを似たような濃度、明度で
互いに馴染ませるのが主流。
着まわしアイテムとしてシンプルな服を。
ということで白シャツ、パンツ、スカート、カットソー、
カシミヤのツインニットなど具体的なものが紹介されています。
こうしたアイテムが高額なブランドものではなく具体的に
ユニクロ、無印良品、西友、イトーヨーカドーなどから
探せるということも嬉しいアドバイスでした。
意外な穴場としてテレビショッピングや通販サイトなども
具体的なものがいくつか紹介されています。
そしてお金をかけるなら小物。
バッグと靴にはお金かけることがプチプラ服を安く見せない最大のこつだとか。
人間は服よりもまず小物(時計なども)に目が行くそうなのです。
この夏はこの本に書いてあることを参考にして
服を2-3着、買ってみましたが着まわしが効いて便利でした。
(素材選びや着やせする服の選び方も参考になります ^^)
先日は秋用にこの本で紹介されていたグレーパーカも買ってみましたが
ユニクロで2980円!いろいろ使えそうな感じです。