
何年ぶりかで淡路島へいってきました。
淡路島の道をドライブしていると常に山の姿が視界に入ります。
海と山があって、竹やぶや数段の段々畑があり、
日本の原風景を感じる自然豊かな土地です。

三熊山の山頂の山城と麓にある平山城跡があり、
平山城跡は現在は史料館になっています。
山城はすぐ近くまでドライブウエイが整備されています。
20分かけて登る登山道もあり、こちらのルートを通ると
珍しい登り石垣を見れるようですが、真夏にそれはとても無理、無理・・ということで、一気に車で山頂までという楽ちんコースをとりました。
各地で猛暑日となった連休で、淡路島も暑かったですが、
山頂は強い目に風が吹いていて、気持ち良かったです。頭上にあるたくさんの木々のおかげで直射日光に晒されることもあまりありませんでした。
500年の歴史をもつという洲本城は古色蒼然とした石垣が残るお城跡でした。石垣の間から大きな木が生えて根っこが張りだしていて、木の生命力の強さを見たようでした。

天守台からは素晴らしい眺望が。

大浜を見下ろすここからの眺めは
洲本八景のひとつとされているそうです。
かつては水軍の城として築かれたお城というだけあって
抜群の眺めです。


麓から見える天守は、近くでみると石垣部分が
空洞になっていてハシゴがかけられていました。
実はこれは昭和3年にできた
日本最古の模擬天守なのだそうです。

苔むした石垣や生い茂った木々の姿など、洲本城は整備されすぎていないところが逆に魅力的な感じがしました。
あちこちから蝉の鳴き声も聞こえてきて、そろそろ本格的な夏がやってきたようです。
これからの2カ月がきついですね!(^_^;)