今月は「わが母の記」、「マーガレット・サッチャー」、「テルマエ・ロマエ」の3本を観ました。
わが母の記
監督:原田眞人
出演:役所広司、樹木希林、宮崎あおい
文豪井上靖の自伝小説に基づいた作品。
母の子に対する深い愛情がじんわりと伝わってきました。
全体的には淡々と展開していって、終わっていったというような印象でした。
当時の上流家庭の上品な会話や暮らしぶりは古き良き時代の日本を観ているよう。
マーガレット・サッチャー ~鉄の女の涙~
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント
メリル・ストリープの演技がとても素晴らしくて
途中から本当にサッチャーさんが話しているのかと錯覚を起こしそうでした。
映画としては、エピソードがどれも中途半端な感じがしました。
2時間の中にその生い立ちから結婚、政治家になってからのこと、
フォークランド紛争での決意、
人頭税導入が政治家として命取りになったこと
あれこれ詰め込み過ぎて
全体としての印象が散漫になってしまったような気がします。
テルマエ・ロマエ
監督:武内秀樹
出演:阿部寛、上戸彩
ブログのお友達の何人かが、この作品のレビューを書いてみえたので
殆ど前知識もなく観に行ってきたのですが、
こんなに面白い作品だったとは。(#^.^#)
飲んでいたウーロン茶を吹き出しそうになること数回。
ノリの悪い私でも大笑いしてしまいました。
もとは原作があったようですが、この話を考えた人の発想が凄いなあと
思います。楽しいだけでなく世界史の勉強にもなりました(^_^;)
皆さんのブログを拝見していて
今月は他にも観たかった映画がもっとあったのですが
仕事がしんどくて、夕方から映画館に行く元気が出ませんでした。
来月も観たい作品がいっぱいあります。
はたしてどれだけ行けるか。^^