
久しぶりに有給休暇を取って、
ゆかりんちゃんと県立美術館内にあるレストラン、
「ミュゼ・ボンヴィヴァン」でランチを食べてきました。
現在、県立美術館では榊莫山展が開催されています。
レストランでは毎回の企画展にちなんだ
特別ランチがメニューに用意されるので
今回もこちらをお願いすることにしました。


案内してもらったのは窓際のテーブル。
窓際というか壁が一面ガラスなので
壁側というべきか。
ガラスの向こうには広い庭が見えて
解放感たっぷりです。
今の季節は日ごとに緑の色が
濃くなっていきますね。

冷たいスープが出てくると夏が近いな~と
思います。
薄くスライスしたアーモンドのカリカリとした食感が
コクのあるスープと合っていて美味しかったです。

メインの豚肉焼酎煮込みはしっかり煮込んであって、とても柔らかでした。
焼きリゾットは初めて食べましたが、
表面にきれいな焼き色が付いていて
先日のおこげを思い出してしまいました。
ビート(赤色)とバジル(緑色)のソースを
絡ませて食べました。

デザートのフロランタンはイタリアの「フィレンツェ」に由来するそうです。
水あめや蜂蜜、バター、砂糖などを煮詰めて、焼いて作る甘いお菓子でカトリーヌ・ド・メディシスがフランス国王アンリ2世に嫁いだ時にフランスに伝えらえたそうです。
この下にあるアイスクリームは豆腐が使われているとか。そのせいか甘さが控えめでいい感じでした。
ピラミッド型の落雁も美味。

落雁の製法は明時代の中国にまで遡るそうです。
日本では茶道の勃興によって広まりました。
どちらのお菓子にも歴史があるのですね。
この特別ランチは毎回、見た目もきれいで
企画展で展示されている作品と重ね合わせて
楽しめるメニューです。
でも今回は食い気に押され、
初夏の陽気にも誘われて、
肝心の企画展は観ませんでした。^^;
三重県津市大谷町11番地 三重県立美術館内
