
久しぶりに津市の「東洋軒」で夕食にしました。
明治22年に東京で創業、
宮内庁御用達でもあった西洋料理店が、
昭和になって津市に出張所を開設
その後暖簾分けされて独立・・
という歴史があるようです。

店舗は百五銀行の伊賀上野支店を
昭和30年に移築したもので大正時代の建物。
レトロな造りで品格を感じます。
この日は季節のコース 「春コース」3990円を
いただきました。

私も友達も車での移動だったので
ジンジャーエールで気分だけシャンパンです^^;
前菜。アジと新じゃが芋のテリーヌ
左側はアンチョビ、泡あわはパセリだったか?何かの
ドレッシングでした。
それぞれのソースの味も楽しめ美味しかったです。


パンかライスが選べます。
パンは共にもちもちとして
弾力があり、味もほんのり甘味が
ありました。

実えんどう そらまめのポタージュ
これも春らしい一品ですね。
クリーミーなスープでした。
お皿の縁にチーズがかけてあり
それを好みで入れて下さいとのこと。
コクのある味を楽しめました。
メインは魚料理(鯛のポワレ)か肉料理(牛フィレ肉のロティ)のどちらか、
ということで牛フィレ肉with新玉ねぎカプチーノソースを選びました。
ふわふわに泡だてられたソースと、柔らかい春野菜の組み合わせは
今の季節ならではという感じがしました。
旬の野菜の優しい甘さがうまく引き出されている一方で、
その分、味付けが薄い目だったため、お肉の印象がいまひとつだったような。


デザートは苺とローズのパフェ。
いちご&ピンク色で春の雰囲気です。
飲み物はエスプレッソにしました。
席は7時半まで、ということだったので
食べ終えたらすぐに出てきました。
二人掛けのテーブルは二人で使うと結構狭くて
窮屈でした。でも今回は予約もしていなかったから
仕方ないですけれどもね。


レストラン東洋軒 本店
三重県津市丸の内29-17