イメージ 1大宇陀の古い町並みを歩き疲れた頃(・・・といっても、そんなに歩いてないですが)、「茶房」の看板が目にはいりました。そういえばまだお昼ごはんを食べていなかったのでこちらのお店にも入ってみることに。
 
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古民家を改造したカフェです。
お店の方に尋ねてみたら築180年とのこと。
大宇陀の町並みの建物は本当に古いものが多く残っています。
この建物も土壁や黒い柱などに歴史を感じました。
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店内は炉端席、小上り、テーブル席などがありました。
店内の写真で左側に写っているのが炉端席です。
風情がありますが、炉端では食事がしにくそうだなと思って小上りのほうへ。大きな6人用くらいのテーブルです。寒かったのでホットカーペットとストーブをつけていただきました。なんとも寛げる雰囲気です。
足元の通路は木の株? 思わず写真に撮ってしまいました。
 
 
イメージ 4注文して待っている間、お店の方が
「良かったら2階も観ていってくださいね」と案内して下さったので、
昔風の急傾斜の階段を上がって上の階へ。
なかなか見る機会のない古民家の屋根裏部屋です。
部屋部分は屋根で天井が斜めになっていました。
 
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この土壁もすごい。
なんだか触ったら崩れてきそうなほど。
昔は囲炉裏で火を焚いていたのでその煤で
こんな色になってしまっているのでしょうか。
ここも往時はかなり立派なお家だったのでしょう。
 
階下に戻った頃に運んで来てもらったのはピラフ(700円)。
ちょっと遅めのお昼ごはんです。小さいサラダが付いていました。
 
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メニューを見ていたら、大宇陀のもうひとつの老舗松月堂の
和菓子「きみごろも」があったので、デザートにそれを注文しました。
こちらはコーヒーと併せて500円です。
 
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一見・・・卵焼きか厚揚げみたいですね(笑)。
この「きみごろも」というお菓子は明治時代からあるものらしく、
卵、砂糖、蜂蜜などで作られているメレンゲのお菓子です。
 
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外側は卵の黄身で黄色ですが内側は
卵白を泡立てたようになっていて真っ白です。
ふわふわで、口の中にいれたら、泡のように溶けてしまいます。
断面の写真を撮ろうとしたのですが、柔らかすぎて崩れてしまいました。
 
松月堂さんは、このお店から徒歩数分のところにありました。
これも宇陀の名物のようで、車を停めておいた道の駅でも
たくさん売られていました。
コーヒーも天然水を使っていれてもらったもので
こちらも美味しかったです。
 
お店は女性ひとりできりもりされていましたが
とても明るくて感じの良い素敵な方でした。
ここもぜひ再訪したいお店です。
 
茶房あゆみ
奈良県宇陀市大宇陀上新1899-1
 
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