
いつの間にか改装されたのか、少し内装が変わっていました。クラシックな雰囲気はそのままで濃い茶色を基調にした内装になっていました。
鳥羽国際ホテルは皇族の方々の他、国内外のVIPも宿泊に利用する格式あるホテルです。目の前に広がる鳥羽湾の風光明媚な景観は日本百景にも選ばれているとか。

食前酒はキールロワイヤルにしました。
カシスの甘酸っぱさとまろやかさが一緒になった感じで
口当たりもよく、美味しいお酒でした。
コースは5250円~15750円のものまで。
上のほうのコースは伊勢海老や鮑、松阪牛のステーキなどが
メニューにあります。今回はMer(5250円)にしました。

前菜5種類盛り合わせ。
真ん中は前菜の王道?の生ハムメロン。
左上の白いものは貝柱(何の貝か忘れてしまいました!)、その下はクスクスです。クスクスのパサパサとした食感が良かったです。

季節の野菜ミラノ風スープ。
これは以前、ラウンジの軽食でいただいたことのあるミネストローネでした。
かすかな酸味で食欲が増す感じがします。
量はコースのひとつなので、お上品に
小さなスープ皿に少し^^;

鳥羽近海の貝香草焼き。
オーブンから熱々を運んできてもらったようです。小さなフォークとスプーンでいただきました。バジルソースもコクがあって美味しかったです。

メインは鳥羽産真鯛のポワレ
シャンピニオンとオリーブオイルのソースが添えられています。やっぱり伊勢志摩は海の幸が豊か。真鯛の身は引き締まってもっちりした感じです。ソースの味とも良く合っていました。
肉料理は牛フィレ肉のローストビーフでした。
そしてデザート。

このデザート・プレートも鳥羽国際ホテルならではでしょうか。
ホテル名物のチーズケーキ、いちごショート、いちごのシャーベットという
取り合わせでした。
コクのあるチーズケーキはやっぱり
いつ食べても美味しいです。

いちごショートも生クリームがしつこくなくて軽く食べられる感じでした。
ボリュームも少なめでちょうど良いくらいだったと思います。
飲み物はコーヒーか紅茶のどちらかを選ぶので
コーヒーを。焙煎の香りがよく、やっぱりこれも
とても美味しい味でした。

フロント近辺にちょうどチェックイン待ちの団体さんがいましたが、近くを通りかかったら中国語が聞えてきました。
大きなブランドロゴが目立つバッグを持ってロビーを歩く人たちの姿はひと昔前に海外のホテルで見かけた日本人旅行者のよう。お隣の国の経済力の勢いと共に時代の変遷を感じてしまいました。
メインダイニング・シーホース
鳥羽国際ホテル内
三重県鳥羽市鳥羽1-23-1