
昨日は午後から津市の県立美術館で開催中の
藤島武二・岡田三郎助展に行ってきました。
ゆかりんちゃんがこの企画展の招待券をもっていて
それを使わせてもらうことに
(毎回ありがとね~)

二人の洋画家は共に明治中期から昭和前期にかけて
活躍し、日本の近代洋画史に大きく貢献しました。
二人の画風は似ているようで異なる。
それはそれぞれがパリに留学した時期が8年ずれており、
影響を受けた現地の空気が違っていたことにもあるようです。
いろいろ説明がありましたが、今回はそのへんはあまり詳しく読まず
絵だけをみて周ることにしました。
展示されている作品の大多数が人物画で、その殆どが若い日本人女性。
作品から受けた印象をいくつかの言葉で表すなら
「静謐さ」と「気品」でしょうか。

あと感想としては、とにかくみなさん色白です。色の白いは七難隠すと昔から言われていた通りなのか、どの人も美人ばかりにみえました。
身体の優雅な輪郭、弾力と滑らかさを思わせる白肌、頬にほんのりと赤みが差した健康的な雰囲気・・・、もち肌といいますが、西洋人にはない、湿度の高い日本の気候に生活する日本人だからこそ、と思うような、しっとりした肌の質感などが絵からよく伝わってきました。
体型は現代の若い女性に比べると
ややぽっちゃり型という感じがしますが、
こうした体型のほうが女性らしい美しさがあると思いました。
だからあまりダイエットはしないほうがいいかもーと
都合良く思ってみたり。^^;
Japanese Beautyと上の写真にもある通り、
日本の美に改めて気付く機会になりました。
今日までの開催なので、「良かったらお近くの方は
いってみて下さい」というには遅すぎましたが・・・@@;
美しい絵を存分に堪能させていただいた企画展でした。