
河原町でたびたびお世話になっているお店の支店が伏見にもあったのでそちらに行ってみることにしました。
お店は近鉄&京阪の桃山御陵駅のすぐそばの大手筋商店街という
アーケード街の中。ひさしぶりに気持ちいいマッサージでふにゃふにゃ状態にしてもらい、もう移動するのも面倒だから、このへんで夕食にしようかと商店街を散策しました。
ところで大手筋というと、お城の前にある通りのことを呼ぶことが多いですが、この通りも豊臣秀吉の時代までさかのぼるようです。1594年に秀吉が伏見城を建てた時に大手門を曲がって西に道を作ったのが始まりで、古地図にも大手筋通りの名が残っているそうす。
こんなところにも京都の歴史の重厚さを感じてしまいます。
駅前商店街といえば、私の地元ではすっかり廃れてしまっていますが
こちらはとても賑やかで、地域にしっかり根付いている印象を受けました。
ふらふら・・と歩いてみつけたのが道沿いの建物2Fにあるとろろのお店。

店内は広さもまあまあ、テーブル席もわりとゆったりと座れる感じでした。
山芋のお店ですが、海老フライ、とんかつ、鶏唐揚げなど揚げものメニューも豊富。
塩タン焼き、うなぎ、さばの塩焼きなどもありました。
私は柔らかヒレカツ御膳 1200円を注文。

ヒレカツは80gと120gを選ぶことができました。
(写真は80g、120gの御膳は1350円でした)
内容は麦ごはん、とろろ汁、お味噌汁、小鉢が2つ。

このヒレカツを濃いソースと、塩のどちらかに付けていただきます。
サクッと揚がっていて美味しかったです。
キャベツの千切りはもうちょっとあっても良かったかも。


麦ごはんはおひつで出してもらいました。
とろろ汁をかけた後、少しダシ醤油を足していただきます。
このねばねば具合がなんともいえず好きなのですが
摩り下ろしが苦手は人には短冊型にカットしてくれるそうです。
山芋は滋養強壮に効果がありますから、ばてばてだった
この日の私も多少はこれで元気回復したかも。
お店でいただいたパンフレットにも書いてありましたが
日本では山芋は縄文時代から食されてきたようです。
米よりももっと古くから日本人の食生活にかかせないものだったのですね。

食後のコーヒーはプラス250円で^^
お店の方の対応もテキパキとして
いい感じでした。
ひとりで食事にきている人、
女性同士、家族連れ、いろんなお客さんがみえている感じでした。
とろろは大好きなので、また伏見のあたりを徘徊する時は行ってしまうかもしれません。
京都宇治とろろ家
伏見大手筋店
京都市伏見区新町5-510