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足立美術館の記事はこれで3つめ。
見どころがたくさんありすぎてとてもひとつの記事でまとめられなかったので
しつこくてすみません。こちらはお茶室、寿立庵。
 
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京都の桂離宮にある松琴亭を模して建てられた
お茶室で、寿立庵の名は裏千家お家元の命名によるもの。
寿立庵の「立」は足立の名から取ってあるのですね。
 
スタッフの女性からいろいろ説明いただきました。
壁は聚楽塗りというものだそうです。
黒っぽいのは菜種油を塗り込んであるので、黒さが沁みだしてくるのだとか。
 
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雪見障子の向こうのお庭を眺めてのんびりと
過ごすうちにお茶とお菓子が運ばれてきました。
 
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お菓子は「緑風」という名。
夏らしいあっさりとした上品な味のお菓子でした。
お抹茶の器も厚みのある平茶碗でしたが
これも地元の窯元からのものでしょうか。
 
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庭園も自由に散策もできるということなので
履物をお借りして、庭に下りてみました。
 
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目に映る緑が本当に眩しいくらいです。
それにここにいると館内の喧騒がうそのような静寂。
 
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腰掛待ち合い。
ここは茶事の時、亭主の迎えを待ったり、
中立して再度の席入りを待つ場所です。
 
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茶室の周りを囲むこじんまりとしたお庭を一通り散策してから
またお部屋に戻りました。
 
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襖もモダンな印象です。
 
しばらくすると次のお客さんの気配がしたのでそろそろ失礼することに。
 
こちらのお茶室は、お茶室見学、和菓子と抹茶、庭園散策ができて
ひとり1500円。美しい眺めと静寂を楽しめる特別な時間でした。
できることなら秋の紅葉の頃にまた訪れてみたいと思いました。
 
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足立美術館茶室 寿立庵 
島根県安来市古川町320
 

 
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