
足立美術館の記事はこれで3つめ。
見どころがたくさんありすぎてとてもひとつの記事でまとめられなかったので
しつこくてすみません。こちらはお茶室、寿立庵。

京都の桂離宮にある松琴亭を模して建てられた
お茶室で、寿立庵の名は裏千家お家元の命名によるもの。
寿立庵の「立」は足立の名から取ってあるのですね。
スタッフの女性からいろいろ説明いただきました。
壁は聚楽塗りというものだそうです。
黒っぽいのは菜種油を塗り込んであるので、黒さが沁みだしてくるのだとか。


雪見障子の向こうのお庭を眺めてのんびりと
過ごすうちにお茶とお菓子が運ばれてきました。


お菓子は「緑風」という名。
夏らしいあっさりとした上品な味のお菓子でした。
お抹茶の器も厚みのある平茶碗でしたが
これも地元の窯元からのものでしょうか。


庭園も自由に散策もできるということなので
履物をお借りして、庭に下りてみました。
