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出雲では蕎麦が有名と聞いていたので今回の旅行では
ぜひお蕎麦屋さんに寄ろうと思っていました。
 
出雲大社を出てちょっと歩いてみると、その周囲は蕎麦屋さんがいっぱい!
どこが良いのか全然わからなかったのですが、とりあえず目についたお店で
外観が老舗っぽいこのお店に入ってみることに。
 
 
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店内は結構混雑していて10分ほど待ちました。
 
その後、座敷席に通していただき名物の三色割子そばを注文。
 
それほど待つこともなく、三段のお蕎麦が運ばれてきました。
 
値段は1000円弱でした。
横にあるのはそば湯です。
 
 
 
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これは蕎麦にかけるつゆです。
 
割子そばの食べ方は、このつゆを「さっとひとまわし」程度、蕎麦に直接かけ、薬味と蕎麦をつゆに絡ませながら食べ、残った薬味とつゆを次の割子に移しながら順番に食べていく、というものです。
 
次から次につゆを付けたしながら、蕎麦を食べてゆき、最後に残った分をそば湯の猪口に移して飲みます。
 
 
でも三色割子の場合はそれぞれにつゆをかけて、
一つ一つの味を楽しんでくださいね、とのことでした。
さて、この三段割子を展開すると下のようになります。
 
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それぞれの段には山芋、生卵、てんかす、
これに刻みのりとモミジおろし、ネギが添えられています。
 
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蕎麦の食感は結構コシがある感じがしました。
さっとかけたつゆは、甘い!という印象。
割と濃い目なので、かける量は少ないほうがいいかもと思いました。
 
次は生卵の段。
 
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三段目のてんかす蕎麦。
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三色の他に五段ものの五色割子、
普通の割子そば、かけそば、定食ものなどかなりありました。
そば湯は・・・うーん、ちょっと薄い気が。
でも全体的な印象として、私はこの三色割子蕎麦、美味しいと思いました。
混雑してバタバタしている割にはお店の方も親切でした。^^
 
お店の名前で思い出しましたが、松江はアイルランド生まれの明治の文豪
ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲ゆかりの地。
実際のところ、この地方の冬の寒さに耐えかねて
彼の松江滞在はわずか1年とちょっとだったようですが
小泉八雲も割子そばを食べていたのでしょうか。
 
蕎麦処 八雲 本店
大社町杵築東276-1(宮内)
TEL:0853-53-0257 
 
 
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