
期間限定ランチです。
企画展で展示されている作品をモチーフにした
コースメニューが出されていて、毎回こちらも美術館を
訪れる時の楽しみになっています^^
今回の企画展はひとつ前の記事にした
堀文子さんの「華々しい収獲のとき」
予約をしておいたので4人がけの広いめのテーブルに
通してもらいました。^^

前菜です。ヒマラヤに咲く「幻の花、ブルーポピー」をイメージして
ポレンタのタルトレット。
色々な野菜マリネ、ココナツミルク風味
けしの実のチュイルとカレーオイル
「ブルーポピー」の絵は一番上に載せたものです。
堀さんの作品の中でも特に印象に残るものでした。
スタッフの方がとても丁寧に説明して下さったのですが
ごめんなさい
難しくて右から左へスルーでした。。。

でもこの一皿を作るために相当の工夫と時間と手間を
かけられたようです。


お水を注いでもらったグラスが涼しげでした。
こんな小さな部分へのこだわりがいいなと思いました。
パンも美味しかったですよ。

メインです。 「軍鶏」
天城軍鶏のクレピネット、ブイヨン仕立て
春野菜と堀文子が見た世界のエッセンス
堀さんが34歳の時に描いた「軍鶏」をイメージしたメニューだそうです。
白いお皿の縁、4か所にも香辛料が乗せてありました。
下地になっているブイヨンスープがとても美味しくて
パンを千切って浸して食べてしまいました^^

デザートです。
「極地の宇宙に生きるものたち」
という作品をモチーフにしたものだそうです。

シュガーパウダーは銀河みたいです。
このメニューのモチーフとなった作品をネットで検索してみたらありました!

この作品は自由に動き回れなくなってから
顕微鏡を通して観察したという微小世界の宇宙、
それをモデルにしているのだと思います。
でもさすがにミジンコをデザートにするのは
ためらわれたのでしょうか。
シェフの方の想像力も素晴らしいな~と
思いながら美味しくいただきました。
最後はコーヒーです。

カップにトラジャコーヒーと書いてありますが
これはインドネシアですね。
美術館の外は春爛漫。まだ桜も咲いていました。
