
先週末、伊勢市御薗新開にある臥龍梅公園に行ってきました。

由来は平安時代に遡る菅原道真の頃。
左大臣の讒言で九州大宰府に左遷された道真公が、
自身の冤罪が晴れることを神宮に祈願し、伊勢の地に梅の木を奉納植樹したことによると説明にありました。
住宅街の細い路地の先にあり、奥のほうに小さな神社がありました。当初植えられていた臥龍梅は殆どが枯れてしまい、現在は新開区で管理、若木育成などをされているそうです。


地元の方が何人かいらして、ここの梅の花について
説明してくださいました。
普通の梅の花は雌しべが1つ、それが実に育つものですが
この公園の梅の花には雌しべが複数あるのだそうです。
上の二つは公園内の看板の写真。
左側の写真の花には雌しべが8つあります。
それが実を結んだ写真が右側。
全部の花がそうというわけではないようですが
これはとても珍しいものなのだとか。
今まで花だけを「きれい~」と愛でても、
雌しべの数まで数えたことなどなかったので
「へ~」とおじさんの説明に頷いてばかりでした。^^

