浜松からの帰り道、音羽蒲郡インターで高速を降り、
三ヶ根山に向かう途中で蒲郡プリンスホテルに寄りました。
 
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昭和9年3月に営業を開始した歴史ある古いホテルです。
坂の上にあり、濃い緑に囲まれ、城郭風の外観からは
格調ある特別なホテルという印象を受けました。
 
菊池寛、川端康成、志賀直哉、三島由紀夫などの文人が滞在したこともあり、
また数多くのVIPも宿泊された場所のようです。
 
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この写真はロビーのソファに座って撮ったもの。
規模的には最近の外資系ホテルに比べてこぢんまりした印象でしたが
内装、調度品はとても上質なものでした。
規模が小さいだけに、変な騒がしさもなく、ここに滞在したら本当に
リラックスして過ごせそうです。
 
二階にあるティーラウンジ、「ウィンザー」で軽食をとりました。
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(↑ この写真はHPからお借りしました。)
 
フレンチトーストとコーヒー。
バゲットを使ったフレンチトーストには卵がじゅわっと
しみ込んでいてふわふわと柔らかく、これにメープルシロップを
かけていただきました。
 
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ベランダの向こうには竹島が浮かぶ三河湾が望めます。
このホテルはもともとは、外貨獲得政策の一環として
多くの外国人に来日してもらうためのリゾートホテルとして建設されたそうです。
昭和初期の営業開始当時は
裕福な外国人が滞在するホテルだったのですね。
 
食後にこの竹島まで歩き、島を一周しましたが、
湿度の高い暑い日だったので、疲れました。
海風が心地よかったです。
 
「華麗なる一族」のロケ地にもなったそうです。
いつか泊ってみたいホテルです。
 
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