金曜日の夜は帰宅が11時を過ぎていました。
最近は平日に中国語教室とテニスのレッスンに通い、
こんな残業の日もあったりで、なかなかブログにアクセスできません。
せっかくいただいたコメントにすぐお返事できないのが心苦しいですが許して~。
 
最近観た作品の感想を簡単にメモしておきます。
 
カティンの森
ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督の作品。
第二次大戦の時、多くのポーランド将校がソ連の秘密警察によって
大量虐殺されたことを描いたストーリーでした。
ポーランドは大国に挟まれてとても辛く過酷な歴史をたどっています。
一度は地図から消えてしまったこともありました。
日本もWWIIの時、国民は大変な目に遭いましたが、
戦後は驚異的な経済復興を遂げて、繁栄を享受しました。
それに対してポーランドは、戦争が終わったと思ったら
今度はソ連の衛星国にされてまた苦難の歴史。
あの時、殺されたポーランドの人たちの想いは
本当に長く報われなかったのだろうと映画を観ながら思いました。
重い映画ですが、製作者の強くて深い想いがずしんと伝わる
作品でした。
 
牛の鈴音
韓国の田舎を舞台にした物語で、
韓国では動員数累計300万人という大ヒット作品だったようです。
年老いた夫婦、彼らと30年間を共に暮らし働いた牛の話。
ドキュメンタリーだと知って驚きました。
殆ど変わらない毎日を地味に、でもまじめに生きている
おじいさんとおばあさん、彼らと共に働き続ける老牛。
派手さはないけれど、淡々とした中に
心の琴線に触れるような場面が多くありました。
 
SATC 2
2年ぶりのSATCです。
ファッションがとても素敵で目の保養になりました。
4人の中では主人公格のキャリーの思考、行動パターンが
大半の女性のそれに近く描かれているように感じました。
だから共感を呼ぶのですね。
私はサマンサみたいな女の人が好きですが
あんなにはじけ過ぎたひとは実際の欧米人の中でも
殆ど逢った経験がありません。
4人が長年良い関係を続けられるのは
それぞれが精神的に自立していてもたれあいがないところ、
互いに余計な干渉や詮索をしないところかと思いました。
日本で同性と接しているとこの辺が大変難しく感じます。
 
ニューヨークアイラブユー
たまたま時間ができたので観に行った映画でしたが
すごくよかったです。
ロビーで待っていた時にほかのお客さんが
良かったから二回目を観に来たと話していらっしゃるのを
耳にしましたが、何度か観たくなる素敵な作品でした。
題名通り、「愛」をテーマにした短いお話がたくさんでした。
DVDが出たら買いたいです。