イメージ 1前回の記事から一週間をおいてしまいました。
滋賀県大津市にある木曽義仲公の公墓がある義仲寺には前回もちょっと触れましたが、松尾芭蕉のお墓もあります。
 
庭には紫色のきれいな花が咲いていました。
名前がわかりません。ご存じの方がいらしたら教えてください。
 
こぢんまりした敷地ですが、この中には見るものがたくさんありました。
 
 
 
 
イメージ 2月日は百代の過客にして行き交う年も又旅人なり」 は松尾芭蕉の有名な「奥の細道」の始まりの部分です。
 
自然を愛し、人生を旅になぞらえた芭蕉さんは生涯に日本の多くの地を旅して有名な俳句を残しました。
 
これは芭蕉さんが使っていたという杖だそうです。
 
元禄7年(1694年)に大阪の旅舎で亡くなり、義仲寺に葬るというのは本人の遺言だったそうです。
 
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イメージ 5石碑に有名な句が刻まれています。
旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る
 
芭蕉さんは、いまも木曽義仲の隣に眠っています。
芭蕉翁の忌日は「時雨忌」といわれ、
毎年11月の第二土曜日に営まれているそうです。
 
時雨忌というのはこれも有名な芭蕉さんの俳句
静けさや岩にしみいる蝉の声
に由来しているのでしょうね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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敷地内には翁堂という小さいお堂がありました。
祭壇には芭蕉翁の座像が置かれています。
天井の絵は江戸時代の有名な画家
伊藤若冲のものです。
 
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