
大変歴史のある神社です。
糺の森を歩いていくと目の前に朱塗りの楼門が
見えてきます。青空に映えてとてもきれいでした。
この記事を書く前にネットでちょっと調べてみたところ、「鴨の七不思議」とか、パワースポットだとか、縁結びや安産にご神徳があるとか、下鴨神社にまつわる興味深い話がたくさん見つかりました。
年中行事で有名なものでは5月の葵祭があります。
これは夏の祇園祭、秋の時代祭りと並んで
京都の三大祭りのひとつ。平安時代の装束を
身に付けた人たちの優雅な行列です。
今の時期はホタルを眺めながら舞楽やお琴の演奏が
楽しめる「蛍火の茶会」という行事があるそうですよ。
なんだかとっても雅やかですね。

このお社は「御手洗」という名前です。
「みたらい」でも「おてあらい」でもなく
「みたらし」と読みます。
病気やけがなどの様々な災難除けの神様だそうで、土用の丑の日には「みたらし池」に足を浸して無病息災を祈願する「みたらし祭り」というのが取り行われます。
古くからお祭りの日にはお団子を食べるという習慣があったそうですが、池にぶくぶくと湧き出る泡をかたどったのが「みたらし団子」だそうですよ。意外なところに起源があるものですね。

これはお社から観た「みたらし川」。
少し離れたところに見える赤くて半円形の橋の横には梅の木が植えられています。
国宝「紅白梅図屏風」は尾形光琳が、この御手洗川と川縁の梅を描いたものと伝わっているそうです。屏風の絵はこれです。歴史の教科書で見たことがありますね。

尾形光琳の絵と みたらし団子、共に下鴨神社に由来するものなのですね
他にもいろいろありますが、長くなるのでこのへんで。