伊勢神宮内宮の別宮で、「つきよみさん」と親しまれている神社で
天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神である月讀尊が祀られています。

この日は久しぶりに月読宮の宮司さんに会いに行ってきました。
宮司さんとはもう10年になるお付き合い。
当時お務めされていた倭姫宮にお参りした時、
たまたま社務所で話をしたのがきっかけで、
以来、とても親しくしていただいてます。
今回は予告なしで突然訪問したので少し驚かれてました
私がお伺いした時、たまたま参拝のお客さんが途切れ
久しぶりに談笑を楽しんできました。

月読宮には社が全部で4つあります。
月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮と
並んでいますが、難しくて私は何度行っても覚えられません。
澄んだ青空を背景に並ぶ社の姿は清々しいですね。



境内には樹齢800年といわれるクスノキがあります。
左側は参拝道から入ってきた時に見える姿、
右側の写真は裏に回った方から見た姿です。
角度によっては天に昇る龍の姿に見えるそうです。
そして違う角度から見ると鹿やパンダにも見えるそうです(笑)
樹皮の部分に触ると暖かくて気持ちいい~。

足元に見つけた切り株がハートマークの形をしていて面白かったので
写真に撮りました。
たくさんクスノキの葉っぱが落ちていましたが
この葉っぱを手にすくって揉みつぶし、匂いをかいでみると
なんというか心が安らぐようなとても良い香りがするのです。
クスノキは昔から虫よけの効果を持ち、
箪笥にいれる虫よけの「しょうのう」はこのクスノキに
含まれている成分なのだそうです。

伊勢神宮は20年ごとに遷宮といって全ての建物を
新しく建て替えます。
内宮、外宮は平成25年、月読宮の社は平成26年に
こちらに新しい社が建てられます。
楽しみですね。
月読さんの境内も
新緑が太陽の光を受けてきらきら輝いてとてもきれいでした。
お天気はとても良かったですが、外の空気はまだ冷たく
身体が冷えてきたので、次の場所に移動しました・・・ (続きます)