
一週間に一冊のペースで読んできた26巻も
今週でようやく最後の巻を読み終えました。
今週でようやく最後の巻を読み終えました。
これまで読んだ長編小説では一番長い作品でした。
読み終えて、この小説が経営者のバイブルと言われているわけがよくわかりました。
読み終えて、この小説が経営者のバイブルと言われているわけがよくわかりました。
以前、会社の経営者の方が
「社長の役割というのは目の前の利益を上げることではなく
存続する基盤、体制を作り上げること」、
と仰っているのを聞いたことがありますが
家康が生涯をかけてやったことはまさにそれ、「泰平の時代」の基盤構築であったのですね。
「社長の役割というのは目の前の利益を上げることではなく
存続する基盤、体制を作り上げること」、
と仰っているのを聞いたことがありますが
家康が生涯をかけてやったことはまさにそれ、「泰平の時代」の基盤構築であったのですね。
それから実際の家康がどうだったかというよりも、この本の中で作者が伝えたかったことは
作者自身の平和への願いであり、平和の世を実現するために人はどうあるべきかということを
家康という人物を通して強く説いた内容であるように感じました。
作者自身の平和への願いであり、平和の世を実現するために人はどうあるべきかということを
家康という人物を通して強く説いた内容であるように感じました。
「人間の器」ということについても幾度となく考えさせられる本でもあり、
また人間心理の洞察についても大変学ぶことが多くありました。
また人間心理の洞察についても大変学ぶことが多くありました。
長い小説なので気軽に読んで、とお薦めするわけにはいきませんが
投資した時間だけの学びが得られる本だと思います。
投資した時間だけの学びが得られる本だと思います。
私が読んでいたのは昭和53年発行のものです。
全巻をネットオークションで1000円で買ったのですが、昔のものだけに装丁もレトロでしょう。
全巻をネットオークションで1000円で買ったのですが、昔のものだけに装丁もレトロでしょう。