今年読んだ本のメインになるはずの「徳川家康」は
22巻「百雷落つるの巻」
23巻「蕭風城の巻」
24巻「戦争と平和の巻」を読み終えて今、25巻目になりました。
旅行の終わりと同様、これだけ長い小説も終わりが近づくと
少しさびしく感じます。
22巻「百雷落つるの巻」
23巻「蕭風城の巻」
24巻「戦争と平和の巻」を読み終えて今、25巻目になりました。
旅行の終わりと同様、これだけ長い小説も終わりが近づくと
少しさびしく感じます。
泰平の基礎が築かれつつある頃、大坂でまた不穏な動き。
秀吉という不世出の英雄であったからこそ住まうことができた
難攻不落の大坂城は世間を威嚇するような構えであり、
また多くの人間の野心を誘う建物だったと書かれています。
この城には天下を治める実力のある人物こそが住まう城であって
器量至らぬ者があっては野心誘発の呪いを受ける城になると。
秀吉という不世出の英雄であったからこそ住まうことができた
難攻不落の大坂城は世間を威嚇するような構えであり、
また多くの人間の野心を誘う建物だったと書かれています。
この城には天下を治める実力のある人物こそが住まう城であって
器量至らぬ者があっては野心誘発の呪いを受ける城になると。
そして人間というのは戦争を忌み嫌うのにいったん平和に慣れてしまうと
どこかで嵐を求めてしまう哀しい性を持って生れてきたもの。
それゆえに戦争がこの世から消えるということは永遠になく
弱肉強食は動物、生物、植物界を問わず地上一切のどうにもならない
実相なのだ・・と作者は登場人物たちに語らせています。
どこかで嵐を求めてしまう哀しい性を持って生れてきたもの。
それゆえに戦争がこの世から消えるということは永遠になく
弱肉強食は動物、生物、植物界を問わず地上一切のどうにもならない
実相なのだ・・と作者は登場人物たちに語らせています。
それだからこそ、私たちは平和のありがたさを常に認識して
平和を守ろうという「努力」をしなければならないのですね。
平和を守ろうという「努力」をしなければならないのですね。