先日、ネットのニュースを読んでいたら中国のある都市で
農村地帯から出稼ぎにきていた夫婦が貯めて仕舞っていた
紙幣をネズミに食べられてしまった!という記事がありました。
かわいそうです。同情します。

中国の人は比較的現金を手元に置きたがる人が多いような気がします。
いわゆる「たんす預金」というやつですね。
たんす預金とは金融機関の外にある通貨のこと。

日本でも金融不安が高まると、たんす預金が増えるといいます。
いまどきは家庭用金庫とかにしまってあるのでしょうけれども
それでも「たんす預金」。

英語にも同じ表現があります。英語では
money under the mattress
savings under mattresses
という表現があり、「マットの下のお金」といいます。
あちらではベッドのマットレスの下にお金をしまい込んでいたのでしょうね。


二つ目。
日本語で賄賂のことを「袖の下」といいます。
昔の日本人は着物を着ていたからでしょうか、
多分、袖の下から内緒でものをもらったり贈ったりしていたのでしょうね。

英語にも「賄賂」に相当する単語、表現はいくつかありますが
面白いなと思うのは
money under the table
という表現です。英語圏の人たちは
「テーブルの下」でやりとりするのですね(笑)

ところで暫く前に新聞を読んでいたらアジア各国の政治のクリーン度について
書いた記事が目にとまりました。
それによると意外かもしれないですが日本の政治はクリーン度第2位なのだそうです!
1位はどこかというと「シンガポール」でした。
これはなんとなく納得できますね。

で、その反対はというと、

ワースト1はインドネシア、
ワースト2がフィリピンでした。

どれだけ汚職にまみれているのでしょう。
それ以降は忘れてしまいましたが、
これも納得~と思わず頷いてしまいました。

興味があるのはこれらの国で
「袖の下」
に相当する表現がいったい、いくつあるのかということです!