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京都の繁華街を南北に走る河原町通りと木屋町通りの間、
三条通りを一本下がったところに「龍馬通り」という東西の通りがあります。

歩いていたら写真のような創作木工芸品店がありました。
ふらっと立ち寄ってみたところ、
欅や栃で作られた木目のとてもきれいなお椀やお盆、
湯呑やコーヒーカップなどが販売されていました。

お店の方と話していたら、そこは280年続く京都の老舗の材木商なのだとか。
幕末に六代目であった酢屋嘉兵衛が龍馬の活動に理解を示し、
その活動を援助していた歴史があるということを教えてくださいました。
龍馬はここに身を寄せ、海援隊の支部が置かれていたのだそうです。

一階が店舗になっていて、二階にギャラリーがあり、
龍馬関連の資料などが展示されているそうです。

あいにく、そのお店に立ち寄った時にはギャラリーの開館時間を過ぎていたので
二階を観せてもらうことはできなかったのですが、
お店の方から大変興味深いお話を聞くことができました。
パンフレットだけいただいてきましたが、
陸奥宗光や長岡謙吉らもここに投宿していたと書いてあります。

ギャラリーでは龍馬の命日である11月15日から2週間ほど
龍馬の追悼展が予定されていて、この期間は
遺品、海援隊文書、酢屋文書などが展示されるそうです。

京都の街を歩いていると、歴史の舞台になった場所、
歴史的人物にゆかりの深い場所によく行き当たります。
今回も探して行った場所ではなかったのですが、
偶然見つけただけになんだか嬉しい気分でした。

お店には根来塗りのとても気に入った器がありました。
厚手の作りで、やや大きめで深さもあり、
冬にかけてミカンなどを盛って入れておく器にちょうど良さそうなものだったのですが・・・
最近はお財布のひもを締めているので、衝動買いは控えました。

その代り、かわいいストラップを2つ買ってきました。

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携帯電話用のストラップはデジカメやUSB、カバンやポーチのファスナー部分など、
結構いろんな部分に付けて使えます。
特にUSBメモリなど小さくてすぐに紛失してしまいそうなものにつけておくと
目印になりますよ。