空き時間ができてしまったのでブログの記事でも書くことにしました。
「徳川家康」18巻目「関ヶ原の巻」を読み終えました。

関ヶ原では東軍よりも西軍に多くのドラマがあったようです。
東軍の勝利に終わり、石田光成は京都の七条河原で斬首されます。
(私は六条河原と記憶していたのですが間違いだったようです)

関ヶ原については、以前出かけた時の記事がありました。お時間があったら読んでみて下さい。

この長い小説をここまで読んでくるとある中国の故事成語が思い浮かびます。

「狡兎死して走狗烹(に)らる」

広辞苑では
「兎が死ねば猟犬は不用となって煮て食われるように敵国が滅びた後には、
軍事に尽くした功臣も邪魔者とされて殺される」
と説明されています。

日本史はこの後で、大阪の陣というもうひとつの波乱がありますが、
天下泰平の世になった時に加藤清正や福島正則ら、武断派と呼ばれた人たちが
辿った運命を考えると、これは中国だけでなく日本でも世界のどこでも共通することなのかな、と
思ってしまいます。

現在19巻目。そろそろ次の長編小説候補を探さなければなりません。
何を読もうかと今、思案中です。
といってもまだ8巻もありますが。