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その土地の名産と言われるものは

他の土地で食べる場合と違って本当に美味しいものです。

日本国内の旅行は文化史跡やきれいな風景を観るのと同じくらい

食べ物も楽しめますね。


午前中に三重県を出発してお昼頃には浜松に到着。

インターを降りて市街に向かう途中、やはりたくさん目に付く鰻屋の看板。

全くのおのぼりさん状態でどこに行ったら良いのかわからなかったので

ガイドブックに載っているお薦めのお店を探してここに行きました。

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浜松駅の近くにある創業60年のお店だそうです。

人気店はどこもそうですがお店に入ったら順番待ち。

名前を書いて30分くらい待ちました。一部屋の大きなお座敷にお客さん満席状態です。

待っている間に注文を取ってくれたので席についたらすぐにお料理が運ばれてきました。

一番上の写真が今回注文してみた「うなぎまぶし」です。

大きな丼に盛ってあり、「うなぎ丼」、薬味を足した「まぶし丼」、最後に「お茶漬け」と

三回に小分けしていただくものです。最後がお茶漬けなので後味があっさりとした感じで良いです。

私の地元にも評判の良いお店はいくつかありますが、

本場のものは、やっぱり何かが「違う♡」のです。

ここのお店は備長炭を使って鰻を焼いているそうですが

炭火焼をすることで、うま味成分のグルタミン酸が早くたくさんでき、

すでに身の表面が炭火により硬く締まっているいるのでうま味成分を外に逃さないのですね。

余分な脂肪分は身から落ちて炭火にかかり、

この煙でいぶさせることにより芳ばしい香りがつく・・・という説明でした。

余分な脂肪が落ちているせいか、鰻にありがちなしつこさがなく、

芳ばしくて、食も進みました。

ふっくら焼きあがった鰻にかけてあるタレは12月~3月に仕込み、

一年寝かしてあるものだそうで創業以来60年継ぎ足しで使われているのだとか。

また行きたいです。



うな炭亭
浜松市中区砂山町354
053-451-3131
駐車場もありました(16台)