梅雨入り宣言されてから全く雨降らずの日が続いていました。
各地で水不足を危ぶむニュースが伝えられていたので
私も心配していましたが、降りそうで降らなかった空から、
この週末にようやく雨が降りました。

雨あがり、ひととき太陽の光が射した外の景色は
水滴の光を反射して、活き活きとしているように見えました。

でも、同時にここ数日で、一気に蒸し暑さがアップしたような気がします(><)
ちょっと戸外を歩くだけで、じめっ・・と洋服が汗ばむという。
これはあまり気持ちの良いものではありません。


日本に住んでいると季節の変化が豊かだと感じます。
24節季というものがありますが、よく観察していると
本当に2週間ごとに目に見えて景色、空気の感触が変わっています。
それもグラデーションのようにとても繊細で微妙な変化です。
私がこれに私が気付いたのはオーストラリアから帰ってきた年ですが
日本人の感性がとても細やかであることとか、
日本の精密機器をはじめとする工業製品のレベルが
世界的にもトップクラスの高さにあることは、
私は日本のこの気候と関係しているように思います。
細やかな部分にも関心を向けることができる日本人だからこそではないかと。

昨今の温暖化で、日本の風景が変わりつつあることは
やはり日本人の感性とかメンタリティにも影響を与えるのでしょうか。
私たちを育んでくれた環境を守る意味はここにもあると思います。