昨日に続いて、オーストラリア・ネタです。^^

オーストラリアで例えば99セントのモノを買うとします。
それでお店の人に1ドルを渡したとします。

お釣りは返ってきません。

なぜかというと1セント・コインそのものが無いからです。

昔は1セントと2セントのコインがありました。
2セントのほうには確か、かつて日本でも有名になった
エリマキトカゲの絵が描いてあって。
でも、この二つが、いつの間にかなくなってしまいました。

でもスーパーなどで買い物をしていると
値段付けは、昔と変わらず、1ドル46セントとか
1ドル98セントとか、日本の198円、みたいなつけ方です。

レジで支払う時は5セント単位でどちらかに繰り上げ、または繰り下げ、になります。
99セントのものを買ったら1ドルでお釣りはありませんが
97セントのものを買うと5セントお釣りがもらえます。

いろんなことにおいて「アバウト」なこの国の特徴を
よく表している慣行かと思うのですが、
これを特に気にしている人も余りいないような気がします。

私はこの国の、こういうテキトーさが、好きでした。
細かいことに拘らないという。

日本は何もかもきっちりしていて、信頼&安心できるのですが
ある意味、疲れます・・・。@@;

ちなみに紙幣はポリマー製で、紙ではありません。
間違ってポケットに入れたまま洗濯しても、
海に入ってしまっても大丈夫です^^