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新緑が山々を優しくつつみ、晴れた日には、きらきら輝いているように見えます。
最近は街中のこじゃれたレストランよりも、山の中の蕎麦屋さんとか、
田舎にある道の駅に新鮮な食材を物色に行くことが多くなりました(笑)

先日も飯高方面の道の駅に野菜を買いに行った際、
「元丈の館・中山薬草薬樹公園」という看板を見つけ、
何だろうね~と暇に任せて看板の示す方向に車を走らせてみました。

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ここは波多瀬の山中にある建物。この地で生まれた本草学の先駆者、野呂元丈に
ちなんで創られた公園になっています。
この方の名前を初めて知りました。
江戸時代中期の八代将軍・徳川吉宗のお抱え医師であった人で
蘭学を学び、日本薬草学の先駆者だったとか。

町おこしの一環で地元の方々の協力で創られたところのようです。
建物より少し奥にはいったところには薬草薬樹公園がありました。

写真の元丈の館の横には足湯を楽しめる場所があります。
あれ?公民館に来ちゃったかな、というような感じのところです。

入口を入って、すぐのところには、地元の農家でとれた野菜が販売されていました。
品数は、少し前に記事にした道の駅に比べると少ないですが、
ここで買った玉ねぎを家に帰って料理に使ってみたところ、
じわ~っと甘くて柔らかくて、感激するような美味しさでした。
ハーブ入りのクッキーも買いました。これもGOOD♡ 
もっと買ってきたらよかった~~
この横に食堂があり、地元でとれた食材を使った和食がいただけます。

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ウエイトレスの人も作ってくれている人も、お客さんできている人も
ほとんどみんな地元の人みたいでした。
食堂の内装も、手作りっぽくて、妙にくつろげました^^

おにぎりは普通のおにぎりなのに、とても美味しい。
天ぷらもすべて地元でとれた素材だそうです。
素朴で特別に手の込んだ料理ではないのに、
素材の鮮度ゆえか感激、春の味がしました。

建物の横に足湯がありました。
ハーブや薬草をせんじた抽出液入りの足湯が無料で開放されています。
レモングラスやローズマリー、ドクダミ、ヨモギなどが入っていて
血行がよくなる効果もあるのですって。

しかし・・・ここは、地元のおじいちゃん、おばあちゃん達が
ぎっしりと座って占領されていて、皆さん、楽しそうにおしゃべりに花を咲かせているところでした。
とても割りこめるスペースもなさそうだったので今回は遠慮しました。
ちょっと心残りです。
今度行った時は私も割り込ませてもらいます。

〒519-2204
三重県多気郡多気町大字波多瀬412-2