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先週名古屋に行った時、マツザカヤにある美術館に寄ってきました。

昨年103歳でお亡くなりになった片岡球子画伯の作品展をやっていました。

なんとなく名前だけ知っているという程度だったので、

じっくり作品を見せてもったのは今回が初めてでした。

とても大きな画布に力強い筆致、奔放で鮮やかな絵。

それにお年を召してからも、新しいジャンルの絵に挑戦したり、

チャレンジすることをやめなかった生き方はすごいと思いました。

最近は美術館からもしばらく遠ざかっていたので

カラフルな作品が自分の目にもとても新鮮に映りました。

館内はあまりお客さんがいなくてゆっくり見て回れたこともよかったです。

図録は買いませんでした。

最近は殆ど買わなくなったのですが、

本物の作品のインパクトがまだ鮮烈に残っている時に

図録の絵をみたら、当たり前なのですが、あまりにも生気が抜けているように感じてしまいます。

それに重い荷物を持って、電車に乗って、三重県まで帰ることを

思うとまた肩こりがひどくなりそうでしたし。

でも、絵をゆっくり眺めたりすると、なんとなく心が潤う気がします。

もっとこんな機会を持てたらいいのにね。