お正月休みも今日まで。
寝てばかりの年末年始でした。

先月観た映画のメモです。

私は貝になりたい
これまでにも映画化されている有名な作品ですね。
10年くらい前にテレビドラマで観ていたのでストーリーはわかっていましたが、
戦争はこれほどまでに普通の人の生活を破壊して、奪っていくものなのかと
思うたびに胸が痛みました。自分も含めて戦争を知らない年代の人が増えてきている中、
こうやって戦争について考える機会は少しでもあるほうがいいと思います。


ハッピーフライト
面白かったです。
単に笑わせるだけのコメディかと思っていたら、結構真剣な映画でした。
どの業界でもいえることだと思いますが
表には出ないけれど飛行機が飛ぶ裏で、大事な仕事をしている人が
たくさんいるということ、知らない世界を見れたような感じでした。


わが教え子ヒトラー
ヒトラーはもともと臆病で劣等感の塊だったのですが
あの自信たっぷりの演説スタイルなど実際に教授した人がいるんですね。
ヒトラーは後々、自分の過去を知るその教授を殺してしまうんですが
この作品はそういう史実をもとに、
皮肉をこめてヒトラー政権末期を描いたものでした。
独裁者が表に出さない(出せない)弱さが描かれていて興味深かったです。


ワールド・オブ・ライズ
CIAに雇われた元ジャーナリストの男が、
ヨルダンで大規模なテロ組織を追跡する姿を描くサスペンス・ドラマ。
フィクションということですが、実際にこういうことはありそうです。
緊張感いっぱいでだれることなく2時間観れましたが
ディカプリオが指を潰されたり、見ていて痛い部分が多くて
私としては苦手なジャンルでした。
リドリー・スコット監督です。


マルタのやさしい刺繍
スイスの映画。80歳になってから50年前の夢を実現させようとする
女性のストーリーで、幸せな気持ちで映画館を出られるとても素敵な作品でした。
勝気でかわいいおばあちゃんが印象的でした。
息子世代よりもずっと頭が柔らかくて、行動力もあって。
なんでも諦めたらだめ、って思わせてくれるお話でした。
私はこの映画に星を5つ付けたい。