連休の最終日、オペラ「トゥーランドット」を聴きに行ってきました。
イタリアの作曲家プッチーニの作品で、
この中で王子が歌う「誰も寝てはならぬ」というアリアは
トリノオリンピックで荒川静香さんがその演技で使った曲です。
イタリアの作曲家プッチーニの作品で、
この中で王子が歌う「誰も寝てはならぬ」というアリアは
トリノオリンピックで荒川静香さんがその演技で使った曲です。
舞台は昔々の中国の北京。
美しいトゥーランドット姫は求婚してくる各国の王子達に
結婚の条件として3つの難問に答えることを要求します。
答えられなかった者は処刑する、というなんとも
恐ろしいお姫さまです。
美しいトゥーランドット姫は求婚してくる各国の王子達に
結婚の条件として3つの難問に答えることを要求します。
答えられなかった者は処刑する、というなんとも
恐ろしいお姫さまです。
その美しいけれども残忍で冷たいお姫様に恋したのが
カラフというダッタン国の王子。
3つの難問にも答えてしまいます。
まさか、正答されるとは思っていなかったお姫様は動揺してしまいます。
カラフというダッタン国の王子。
3つの難問にも答えてしまいます。
まさか、正答されるとは思っていなかったお姫様は動揺してしまいます。
王子はその時、
「ひとつだけ譲歩しましょう、朝までに自分の名前を当てれば私の命を
貴女に捧げましょう」と言う。
そんなことまで言っちゃうなんて余裕ですね。^^;
「ひとつだけ譲歩しましょう、朝までに自分の名前を当てれば私の命を
貴女に捧げましょう」と言う。
そんなことまで言っちゃうなんて余裕ですね。^^;
王子のお嫁さんにはなりたくないトゥーランドット姫は家来達に
王子の名前がわかるまで寝てはならぬ!と命令します。
その夜に王子が高らかに歌うのが「誰も寝てはならぬ」です。
王子の名前がわかるまで寝てはならぬ!と命令します。
その夜に王子が高らかに歌うのが「誰も寝てはならぬ」です。
夜が明け、王子の愛に氷のように冷たかったお姫様の心も溶け、
熱い抱擁を交わす二人、群集の喜びの中で幕が下ります。
熱い抱擁を交わす二人、群集の喜びの中で幕が下ります。
でも王子様がお姫様への恋心を募らせている一方で
その夜、自ら命を絶ってしまうひとりの女性がいます。
王子を慕っていた女奴隷のリューは
家来たちに王子の名前を明かすように詰められるのですが、
その名を明かさぬよう剣を自分に突き刺し命果ててしまいます。
その夜、自ら命を絶ってしまうひとりの女性がいます。
王子を慕っていた女奴隷のリューは
家来たちに王子の名前を明かすように詰められるのですが、
その名を明かさぬよう剣を自分に突き刺し命果ててしまいます。
オペラにはいつも悲劇がつきものですが
あまりにも報われない不幸なリューがかわいそうでした。
あまりにも報われない不幸なリューがかわいそうでした。
そのせいかカーテンコールの時も
主役のお姫様よりも、リューを演じた女性が出てきた時の
拍手のほうが大きかったような。
主役のお姫様よりも、リューを演じた女性が出てきた時の
拍手のほうが大きかったような。
トゥーランドットを生で聴いたのは昨夜が初めて。
中国風の煌びやかな衣装、素晴らしい音楽、
楽しい夜のひとときでした。
中国風の煌びやかな衣装、素晴らしい音楽、
楽しい夜のひとときでした。