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県立美術館で開催中の佐伯祐三展に行ってきました。

画集などで見る絵と実際に見る絵でこんなにもインパクトが違うなんて、と

久しぶりに思った企画展でした。

佐伯祐三は1920代にフランスに渡り、壮絶なまでの制作活動を続け

その後、結核を患い、わずか30歳という若さでこの世を去りました。

彼は自分に残された時間が少ないことを予感していたのではないか、

それゆえに、短い時間の中で生み出した作品に

自分の想いを凝縮させたのではないかと感じるほどその筆致に強いエネルギーを感じました。

死を予感したからこそ、彼の中では生の輝きが一層増したのかもしれません。

その想いが伝わってきてとても感動しました。

また佐伯氏とかかわりのあった画家の作品も

同時に多く展示されていました。ヴラマンクやユトリロ、荻須高徳など、

この時代の空気とか、彼との関わりなどが垣間見れて興味深かったです。

その後は美術館に併設してあるレストランで昼食をいただいてきました。

ここのレストランでは、いつも企画にちなんだランチコースが用意されているのですが

今回は1920年代のフランスで主に食されていたじゃがいもをテーマにしたコースがありました。

スープ、メイン、デザートのそれぞれにじゃがいもが使われていました。

スープはビシソワーズ、メインではお肉の下のクリームみたいなのがじゃがいもですね。

デザートにはじゃがいもの形跡はありませんでしたが、美味しかったです。

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