先日、有休を取った時にふらっと出かけてきました。

津城跡は三重県の県庁所在地
津市丸の内にあり、現在は「お城公園」と呼ばれています。

このお城は江戸時代の始めに今治から移って来た藤堂高虎の手により
大改修されました。

お濠はこんな感じ。

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お正月休みに愛媛県の今治城に行ったばかりで、
まだ記憶に強く残っているせいか、造りが似ているなあと感じました。

藤堂高虎は築城の名手として有名で、
日本各地のお城の築城や改修にかかわっています。
自身の居城として築城した宇和島城、
今治城、津城、伊賀上野城の修築や城下町の形成、
幕府の命で聚楽第、膳所城、伏見城、江戸城、篠山城、丹波亀山城、大坂城、二条城の
修築も行っています。
城作りが本業であったわけでもないのに
これだけの作品を残しているなんてすごいですね。

天守は関ヶ原の戦の時に西軍に焼かれてしまって
その後は幕府への遠慮もあってか再建されなかったそうです。
今は模擬隅櫓がちょこんとあるだけです。

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津城跡は石垣は残っているけれど、普通の公園になってます。

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寒々とした冬空の下には誰もいませんでした。
物好きな私くらいでした。
この日はすごく寒くて私も写真だけ撮って早々に近くに停めておいた
車に駆け戻りましたが。

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藤堂高虎公の像。
戦いに明け暮れ、あちこちにお城も作り、多忙な人生でしたが
領民思いで、人との和を大切にした立派なお殿様であったようです。

藤堂高虎のことについてはあまり詳しく知らないので
また本を読んでみたいなと思います。^^

個人的にお城跡としてはこっちよりも松阪城址のほうが好きですねー。