
正式には愛媛県美術館分館郷土美術館と呼ぶらしく。
旧松山藩主の子孫である久松伯爵の別邸として建てられました。
この伯爵は陸軍駐在武官としてフランス生活が長かったそうで、
それだからなのか、建物もフランスらしい造りになっていました。
館内はこんなのです。

ロココ様式っていうのですね。
当時の名士たちが集う社交場であったようです。
地元のボランティアの方が案内してくださり、いろいろ説明してもらえました。
当時の優雅な暮らしが目に浮かぶようでした。
萬翠荘の裏の坂をちょっとのぼったところには愚陀仏庵といって
夏目漱石のかつての下宿を復元した建物がありました。
歴史的建造物が多い松山の街、ほんとに素敵なところでした。