休みも今日までなので時間のあるうち、覚えているうちに記しておこうと思います。

徳島城があった場所は今は徳島中央公園と呼ばれる公園になっています。
藩主の居城であったお城は明治8年に解体されてしまったので
石垣や庭園が残るのみです。

徳島城は阿波国の藩主となった蜂須賀家政が築城したのですが
この時、豊臣秀吉の命により、
伊予の小早川隆景や土佐の長宗我部元親も協力したそうです。

長宗我部元親は戦国時代に一時四国を統一したほどの覇気のある人物でした。
私はこの人は生まれる場所が違っていれば、日本史は大きく塗り変わっていたのでは
ないかと思うのですが、結局のところ時代と運が彼には味方しなかったのでしょう。

自分の領土を奪われて、奪った相手の部下のための築城を手伝わねばならなかったとは
元親もさぞ悔しい思いをしたのでしょうね。
この人や家来達の胸の裡を考えるとちょっと複雑な思いです。

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前置きはここまで。
私が徳島中央公園に行ったのは阿波踊りの日の昼間。
立派なお城があったことかと思われるのですが、
歴史を偲んで歩くにはこの日は暑すぎ。><
すぐに冷房の効いている徳島城博物館に逃げ込んでしまいました。

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立派な博物館でした。
企画展で「蜂須賀家の名宝と大名美術の世界」というのをやってました。

十分に涼んだ後でまた庭園を散策・・
でも暑い・・・><

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阿波踊りの有名連である「ゑびす連」の踊り子さん達が集まってました。
ここでも軽快なぞめき(音色)と勢いの良い掛け声が聞こえてきました。
阿波踊りの期間は市内の至るところでお祭りムード満点でした。

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夕暮れ時になると暑さも幾分か和らぎ、
動きやすくなるのですが昼間はまだまだ残暑が厳しく、大変です。
日差しが「痛い」くらいでした。

敷地の3分の1くらいしか歩けず、
本丸跡も、見所であるはずの鷲の門も見てません(T.T)
お城巡りはもうちょっと涼しくなってからのほうが正解かも・・。