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これまで歌舞伎座で歌舞伎鑑賞というと敷居が高そうなイメージでずっと敬遠していたのですが今回は三重県での上演だったということ、演目がわかりやすそうな内容だったので
一度行ってみることにしました。

中村吉右衛門、市川染五郎と今話題になっている役者さんが出演されていました。
声の通りの良さが印象的でやっぱりテレビやDVDで観るのと実際に舞台を観るのとでは全然迫力が違いました。

それに、お能に比べて動きが大袈裟で、セリフもわかりやすく
随所で笑い声が聞こえたりして意外とリラックスして楽しめました。

演目はまず「玉兎(たまうさぎ)」、
ストーリーは子供の頃に馴染んだ「かちかち山」が題材です。

そして「仮名手本忠臣蔵」。日本人なら知らない人はいない赤穂浪士討ち入りを題材にした作品です。今回観たのはその一部だけでしたが。今でも日本人の精神のバックボーンになっている武士道の生き方が描写されていて大変感銘を受けました。

最後は狂言から題材をとったという「太刀盗人(たちぬすびと」。
コミカルで笑えました。

劇場で貸し出してもらえる解説イヤホンは有料ですが初心者のうちは必須ですね。
これがあったお陰で随分助かりました。