サモアから小型飛行機で30分の距離にあるアメリカン・サモア。
アメリカ合衆国の自治領なので「アメリカン」が国名に付きますが民族はサモアと同じだそうです。
アメリカ合衆国の自治領なので「アメリカン」が国名に付きますが民族はサモアと同じだそうです。
近くにあるのでせっかくだからと1泊2日で行ってみることにしました。
以前にも書きましたがガムテープ貼りまくりのボロボロの飛行機で。
30分はあっというま間、すぐ着いてしまいました。
以前にも書きましたがガムテープ貼りまくりのボロボロの飛行機で。
30分はあっというま間、すぐ着いてしまいました。
通りを歩いているとアメリカ人と思わしき欧米系の人に遭遇する確率がやはりお隣のサモアに比べて多い。あと若いサモア人の女の子達、濃い色のマニキュアやお化粧している子も割と目に付きました。
日本の夏くらいの蒸し暑さ。
サマセット・モームがここを題材にいくつか短編を書いてます。「雨」とか有名です。
日本の夏くらいの蒸し暑さ。
サマセット・モームがここを題材にいくつか短編を書いてます。「雨」とか有名です。
何の目的もなく空港に降り立った私は本当に何をしたら良いのかわかりませんでした。
周囲に旅行会社のオフィスや観光バスらしきものもなく、何にもない・・。
たまたま土日に来てしまい、殆どお店も閉まっていました。
うーん、どうしよう・・。
事前に多少でも下調べしておいたらよかったかも。でも行くと決めたのは前日だったし・・><
周囲に旅行会社のオフィスや観光バスらしきものもなく、何にもない・・。
たまたま土日に来てしまい、殆どお店も閉まっていました。
うーん、どうしよう・・。
事前に多少でも下調べしておいたらよかったかも。でも行くと決めたのは前日だったし・・><
とりあえずホテルにチェックインしました。
島は湿度が高く、少し歩くだけで汗ばんでしまいます。
ホテルのロビーは高い天井に4枚羽のファンが数機、ゆっくりと回り、生暖かい風を私のところに送ってくれていました。
ただでさえのんびりしている南太平洋の島国ではありますが、ここは更に時計の針の進みが遅く感じる場所でした。
次第に自分の頭の中もとろ~んとしてきてきそう・・・。
島は湿度が高く、少し歩くだけで汗ばんでしまいます。
ホテルのロビーは高い天井に4枚羽のファンが数機、ゆっくりと回り、生暖かい風を私のところに送ってくれていました。
ただでさえのんびりしている南太平洋の島国ではありますが、ここは更に時計の針の進みが遅く感じる場所でした。
次第に自分の頭の中もとろ~んとしてきてきそう・・・。
もう一度、外に出て歩いて見るとバスターミナルに行き当たりました。
路線図を眺めていると島の周囲に沿って走るバスがありました。
そこで思いついたのは、この島沿いを走っているローカルバスに乗ってみよう、ということでした。
これで観光してしまおう。
どこまで行くかわからないけど、とりあえず終点まで乗ってみて、
また同じバスで引き返せばいいやと思い、
早速そのバスに乗り込んでみました。
路線図を眺めていると島の周囲に沿って走るバスがありました。
そこで思いついたのは、この島沿いを走っているローカルバスに乗ってみよう、ということでした。
これで観光してしまおう。
どこまで行くかわからないけど、とりあえず終点まで乗ってみて、
また同じバスで引き返せばいいやと思い、
早速そのバスに乗り込んでみました。
定員20人もなさそうな小さなバスでした。
エアコンなんてないから窓開けっ放し。乗降口も開けっ放し。
観光バスではないので乗客はみんな地元の人ばかりでした。
市場からの買い物帰りの主婦や仕事帰りか移動らしき?男性、学校帰りの子供達も多くいました。
乗り込んでくる乗客は一瞬、見慣れぬ外国人である私を見て、はっとした顔をするのですが、すぐ笑顔で挨拶してくれました。
エアコンなんてないから窓開けっ放し。乗降口も開けっ放し。
観光バスではないので乗客はみんな地元の人ばかりでした。
市場からの買い物帰りの主婦や仕事帰りか移動らしき?男性、学校帰りの子供達も多くいました。
乗り込んでくる乗客は一瞬、見慣れぬ外国人である私を見て、はっとした顔をするのですが、すぐ笑顔で挨拶してくれました。
ローカルバスはその土地の生活が垣間見れて面白いですね。
私はバス停ごとで乗り降りする乗客達の様子や、外の景色をひたすら眺めていました。
真っ青な海と空、ごつごつした岩肌が目立つ奇岩・・
たった数十円のバス代でこんな風光明媚な景色を堪能でき、我ながら正しい選択をしたかなと満足していました。
私はバス停ごとで乗り降りする乗客達の様子や、外の景色をひたすら眺めていました。
真っ青な海と空、ごつごつした岩肌が目立つ奇岩・・
たった数十円のバス代でこんな風光明媚な景色を堪能でき、我ながら正しい選択をしたかなと満足していました。
そのうちバスが終点に近づき、全ての乗客が降りてしまった頃、運転手さんはいつまでも降りない私を不審に思ったのか
「キミは一体どこまで行くんだい?」と尋ねてきました。
「キミは一体どこまで行くんだい?」と尋ねてきました。
私は「終点まで行ってそれから引き返すつもりです。これに乗って観光してるんです。」と答えました。
するとその運転手さんは
「なぜそれをもっと早く言わなかったんだい?!、それじゃこれからボクが案内してあげるよ」と一言。
「なぜそれをもっと早く言わなかったんだい?!、それじゃこれからボクが案内してあげるよ」と一言。
運転手さんはその日はこのバスが終点に到着したら仕事は終わりだったようです。
次の停車地が終点だったことと、お客さんがもういないのを良いことに、
いきなりその仕事用バスで観光地案内をしてくれました・・
次の停車地が終点だったことと、お客さんがもういないのを良いことに、
いきなりその仕事用バスで観光地案内をしてくれました・・
あれれ、仕事中なのにいいのかな・・と思ったものの、本人はすっかりガイドを始めてくれてます。
「右に見えるのが教会、あれがここの村の村長の家・・」とか嬉しそうに話してくれる。
私も雑談しながら1時間くらい一緒にあちこち見せてもらいました。
「あれはガソリンスタンド」、「あれは滝」とまで教えてくれるんだけど、
それくらいわかるわよー。\(>o< )/
「右に見えるのが教会、あれがここの村の村長の家・・」とか嬉しそうに話してくれる。
私も雑談しながら1時間くらい一緒にあちこち見せてもらいました。
「あれはガソリンスタンド」、「あれは滝」とまで教えてくれるんだけど、
それくらいわかるわよー。\(>o< )/
結局島をぐるっと回ってホテルまで送ってもらいました。
今でもあの時のことを思い出すとつい笑えてしまいます。
忘れられない一期一会でした。
忘れられない一期一会でした。