イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

倉敷の翌日は広島へ。
広島に行ったのは中学校の修学旅行以来でした。
広島では原爆ドームのある平和記念公園、
平和記念資料館を訪れました。

最初に原爆ドームを見て、原爆の子の像、平和の灯、
原爆死没者慰霊碑を通り過ぎ、資料館に向かいました。

原爆の惨劇を伝える展示物を見ていると
何も言葉を発せなくなる気分でした。
資料館内にはたくさん人がいましたが、人の多さの割には
本当に静かでした。
心の裡は皆、同じだったのだと思います。

原爆投下は戦争終結のためのやむを得ない決断だったとか言われているけど
本当はアメリカがドイツなどの国の原爆開発に対抗するための
マンハッタン計画の中で、原爆が人間にどんな影響を及ぼすか
実験するために投下したみたいなものでしょう。

それに原爆を投下しようとした都市は他にもいくつかあったようですが
広島には唯一捕虜収容所がなかったことがターゲットになった理由なのだそうです。

憲法改正がいよいよ本格化し始め、多大な犠牲を払って日本が得た
第九条を今後どうすべきか、やっぱりもっと深く考え直す必要がありそうです。

原爆ドームを見た時、修学旅行で見た時よりも
このドームが小さくなっている気がしました。
周りに新しく大きな建物が増えたからだと思うのですが、
核に対する私達の関心が同じように低下してしまってはいけないと
そんなふうに思いました。
気分が沈んでしまいましたが、ここには行っておいてよかったです。

2枚目の写真は原爆が投下された午前8時15分を指したまま止まってしまった時計。