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岐阜県本巣市の薄墨桜を観にいってきました。
薄墨桜の名前の由来は散り際に薄い灰色を帯びることから。
樹齢1500年にもなるそうです。

桜の木の近くにあった説明書きには
「都での迫害を逃れてこの地に潜まれた男大迹王が
長じて29歳の時、都に迎えられて継体天皇と称せられたが
この地を去るにあたり、形見として植えられた・・」
と、ありました。

日本三大桜のひとつでもあります。
この日はあいにく曇り空。
去年観にいった時も小雨、と
ここに行く時はどうも天候に恵まれません。

途中から一本道なので殆ど車が進まない状態でしたが
私は本巣に入ってから目的地までの
「人里離れた」っぽい風景が結構好きなので
渋滞は余り苦になりませんでした。
きれいな風景を見つけたらまた車を停めて写真を撮ったりして。
・・といっても今回はデジカメにメモリースティックを
入れ忘れてて、写真は携帯カメラで撮ったものばかりです。
だからちょっと画質が粗いものばかりです。
縮小してごまかしますね。

現地に着いたら観光客でいっぱいでした。
名古屋城や吉野に比べたらまだ少ないほうかもしれませんが
大変混雑していました。

去年は満開時に観にいったのですが
今年は散り際だったのでしょうか。
空の色のせいもあったかもしれませんが、
花の色が薄く墨色がかったように思えました。

遠い遠い昔から存在するこの木には
静かで強いエネルギーが宿っているように感じます。