ロッキー・シリーズようやく5本全部を観ることができました。
典型的なアメリカ映画を十分堪能させてもらえたという感じです。

シリーズを通して、個人的に一番好きだった登場人物は、アポロ・クリードでした。
当初はロッキーの宿敵であったのですが、その後、和解してロッキーの親友になるんです。
最初は血の気が多くて自己顕示欲の強いアポロのことは嫌味に映ってましたが
ロッキーと二回目の戦いの後には潔く自分の負けを認めて
師匠を亡くしたロッキーのトレーナーとなり、彼を支える側にまわるんですね。
こういうことができる人はかっこいいなあと。

シリーズ3作目ではレスラーのハルク・ホーガンとか
モヒカン頭のミスターTが出てきて娯楽的にはすごく楽しめました。

4作目は舞台がロシア、あ、違う、当時のソ連。
ペレストロイカが進められていたあの頃を反映するような内容でした。
ストーリーの最後にロッキーが言う「人は変わることができる」というセリフが印象的でした。
4作目には最初のアメリカでの場面にJBが出てきてLiving in Americaを歌ってました。
でもこの後でアポロがリング上で死んでしまうので、ショック・・(T.T)(T.T)

5作目は本物のボクサーも出てくるけど内容的にはいまいちだったような・・。
興行的には4作目が一番成績が良かったようですが、
最初の1、2の勢いで、その後が続く・・といった感じでした。
シリーズ最初の作品のほうがロッキーの苦悩する姿とかがよく描かれていて
感動が深くてクオリティ的にも上のような気がしました。

・・・と、簡単に感想をまとめてみました。