ホリデイ

2006年 アメリカ
監督： ナンシー・マイヤーズ
出演：キャメロン・ディアス 、ケイト・ウィンスレット 、ジュード・ロウ 、ジャック・ブラック

失恋した2人の見ず知らずの女性がネット上で、
ロンドン近郊とＬＡにある互いの家を2週間交換しましょう・・
というところからストーリーが始まります。
こういうのを「ホームエクスチェンジ」というらしく。

もう立ち直れない・・と思っていた二人が休暇に出かけた旅先で
新たな出会いに遭遇し、これまで上手く行かなかった
人生に自分から見切りをつけて、
新しい人生を開花させていく話です。
重くなく軽いコメディ風に仕上がっているし、
ストーリーも単純でハッピーエンドだし、
観ているほうまで幸せな気分でシアターを後にできる感じです。
やっぱりアメリカ映画はこうでなくては。

キャメロン･ディアスは３５歳独身という役だけれど
相変わらずキュートな魅力は以前のままでした。
ケイト・ウインスレットは大人の女性になったなーという感想。
２組の恋の話に加えてケイト・ウインスレットがＬＡで知り合う
９０歳近くになる元脚本家のおじいさんとの心の交流もすごくいい。

自分を変えるために一歩踏み出す勇気の大切さ、
素直になってみることの大切さを感じた作品でした。
女性受けする映画だと思うので女性同士で是非。
一人で観てもいいと思います。

ホームパーティの場面などを見ると
自分が海外で暮らしていた頃を思い出したりもしました。
懐かしいなあ、あんなふうに親しい人が集まってわいわいやるのって
楽しかったな・・とか。

そういえば日本で働いていると殆どの人にとっては
２週間のホリデイを取るのって至難の業ですね。
あーあ、またどこか行きたいなあ。